使えるウッドデッキ・使えないウッドデッキ

“ウッドデッキ”は、

家を建てるほぼ全ての方にとって

欠かすことが出来ないアイテムではないでしょうか。

 

そこでバーベキューをしたり、

そこで子供たちを遊ばせたり、

そこで本を読んだりひなたぼっこをしたり、

想像しただけでもマイホームの夢が広がりますよね。

 

しかし、

せっかく高いお金を出してつくったにもかかわらず、

ほとんど使ってない・・・という方が

決して少なくないというのもまた1つの事実です。

 

そして、その一番の理由は、

「あまりにも周囲から丸見え状態になるから」なのですが、

せっかくウッドデッキをつくるんだったら、

思い描いている夢を実現したいですよね。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

では、そのために、

まずはウッドデッキの現実から考えていってみましょう。

 

✔️使えないウッドデッキ

 

まず、南側接道の土地から考えてみます。

なんせ、この土地は100%使えないウッドデッキを

つくってしまう土地ですからね。

 

南側接道の場合、

南にリビングを配置することが当たり前となっているため、

必然的にウッドデッキも南につくることになりますが、

この結果、歩く人、自転車をこぐ人、車を運転する人、

そしてご近所さんから、

常に丸見えのウッドデッキが出来上がってしまいます。

 

想像してみてください・・・

こんな丸見えのところで、

バーベキューが出来るでしょうか・・・

道路がすぐ目の前にあるような場所で、

子供たちを安心して遊ばせられるでしょうか・・・

こんな丸見えの場所で、

読書やひなたぼっこを楽しめるでしょうか・・・

 

オープンな状態でウッドデッキをつくってしまうと、

これらが実現出来なくなってしまいます。

 

また、これらを実現するための現実的な解決方法は、

目隠しや塀や植栽をつくることで、

周囲からの視線を遮断することですが、

これはこれで、外構工事に

とんでもない費用がかかってしまうことになるし、

敷地もより広く必要となるため、

土地取得費用にまで余計なコストがかかってしまうことになります・・・

 

続いては、西側・東側接道の土地について考えてみます。

これらの土地では、基本的に

道路面にウッドデッキをつくりません。

(リビングと大きな窓とウッドデッキは

南につくるものだと思い込んでいるからです)

 

それゆえ、南側接道に比べると、

周囲からの視線の気になり度は低くなります。

しかし、この場合も、

道路面からの視線を遮断する工夫、

つまり目隠しや塀や植栽などをしないと、

プライバシーが完全に担保された状態にはならないので、

外構工事により多くのコストが必要となります。

 

また、これらの土地の難点は、

家の南側が日影になる場合が多いことなのですが、

そうなれば、せっかくウッドデッキをつくっても、

日差しや光が、そこに注がれにくくなってしまいます。

 

結果、薄暗く心地良い場所じゃないことを理由として、

使わないまま放置されることになりやすいというわけです。

 

では、北側接道などうなのでしょうか?

北側接道の場合、

敷地が南北に長い形状をしていると、

家の裏側となる南に庭がつくれるだけの

スペースを残しやすくなります。

 

そして、この場合、

塀や目隠しや植栽などに、

それほどコストをかけることなく、

プライバシーがそれなりに担保された

ウッドデッキをつくることが出来ます。

また、道路に飛び出す心配もないため、

安心して子供たちを庭で遊ばせやすくなります。

 

しかし、西側・東側接道同様に、

多くの場合、南に建つ隣家との距離が

それほどとれない場合が多く、

そうなれば、ウッドデッキどころか

リビングまでも薄暗くジメジメした空間になりやすいのが、

この北側道路が持つ特徴でもあるんですよね・・・

 

✔️そもそもの前提を変える

 

これまでの話は全て、

リビングを一番南につくり、

かつその延長線上にウッドデッキをつくることを

前提としてお伝えしてきました。

 

ですが、結論から申し上げると、

この前提の間取りで家を建ててしまうこと自体が、

そもそもウッドデッキを使えなくしてしまう

大きな原因となってしまうということになります。

 

それゆえ、この固定概念を

一旦白紙にした上で、

家づくりを進めていただくことが、

使えるウッドデッキをつくる最良の方法となります。

 

そこはプライバシーが担保された、

とっても居心地の良い空間となります。

サンサンと光が降り注ぐ最高の空間となります。

 

そこで、子供たちを伸び伸びと遊ばせてやってください・・

そこで、読書をしたり、ひなたぼっこをしてください・・

そこで、バーベキューを存分に楽しんでください・・

そこで、空を眺めてボーッとしてください・・

そこで、外を感じたり、四季を感じたり、

時間の経過を愉しんでください・・

 

せっかく高いお金を出して

ウッドデッキをつくるんですから、

こんな贅沢な時間と、豊かな時間が過ごせる、

素晴らしいデッキづくりをしませんか?

 

それでは、、、

 

 

 

 

この記事を書いた人

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Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。