住宅ローンで気を付けるべきこと

実は、住宅ローンで破綻するケースをみると、

ボーナス払いでつまずいてしまう人が多い。

特に、バブル崩壊後には

ローン破綻が続出したが、

その多くがボーナス返済で行き詰まり、

やがてローン破綻につながった

ケースだったといわれる。

 

そのため、最近では

ボーナス返済利用者が減少傾向にあるが、

それでもフラット35利用者の調査では、

10年ほど前には全国平均でもまだ

2割程度の人がボーナス返済を利用していたし、

2018年の調査では12.6%に下がっているが、

三大都市圏以外の地方圏では17.6%と

2割近い人たちがボーナス返済を利用している。

大都市に比べ給与水準がさほど高くないため、

ボーナス返済を利用しないと

返済が難しいためだろう。

 

住宅金融支援機構によると、

今回の新型コロナウイルス感染症の影響による

コールセンターへの相談件数は、

5月までの累計で2265件に達している。

4月の1158件に対して、

5月は878件とやや減少しているが、

ボーナスへの不安が高まる6月には、

また増える可能性がありそうだ。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

先日の経済新聞に

このような記事が掲載されていたのですが、

公務員さんならともかく、

それ以外の職業の方は、

正直、住宅ローン返済で

ボーナス払いを選ぶべきではありません。

 

ボーナスというのは、

企業の利益あってこその報酬なので

今回のような不測の事態が起こった時には、

なくなってしまう可能性があるわけだし、

これから先は、そもそも企業が

ずっと存続する保証もないからです。

 

なんせ、これから生まれてくる

子供たちの85%は今存在しない

仕事に就くようになるかもしれない

と言われているぐらいですからね。

 

ですが、この記事に隠れている問題は、

ボーナス払いかどうかというところより、

むしろ、そもそも収入に見合わない

ローンを組んでしまっているところ

ではないでしょうか?

 

✔︎資金計画を甘く見てはいけない!

 

過去の記事でも散々書いてきたことですが、

家づくりの肝となるのは、

間違いなく資金計画です。

 

そして、資金計画をする前提として、

知っておかないといけないことは、

家を維持していくためには、

一体どんな費用が必要なのか?

ということと、

将来の進学資金や老後資金に

一体どれくらいの費用が必要なのか?

ということです。

 

つまり、この2つを、

いまいち理解していない状態で、

家づくりの予算を算出したり

住宅ローン借入額を決めること自体が

そもそも間違っているというわけですね。

 

家を維持していくためには、

固定資産税がかかるし、

地域によっては都市計画税が

さらにこれに上乗せしてかかります。

 

また、賃貸住宅の時は、

家財道具にだけ火災保険を

掛けておけばよかったですが、

家を持つと、

建物の火災保険も入らないといけません。

 

さらに、家を維持していくためには、

定期的なメンテ費用も必要だし、

老朽化による修繕コストも必要となります。

エアコンや冷蔵庫、洗濯機、給湯器といった

家電製品も10〜15年で寿命となりますしね。

 

教育資金についても

今のうちから考えておくべきですよね?

そもそも大学に進学させるのか?

そして、進学させるとしたら、

国公立限定なのか私立も選択肢にあるのか?

そして、家から通わせるのか?

県外に行ってもいいのか?

といったところですね。

どの選択をするかで、掛かる費用が

ものすごく違ってくるわけですからね。

 

老後資金についても、

もちろん今のうちから

考えておくべき問題です。

そもそも退職金はあてにできそうなのか?

年金はどれくらいもらえそうなのか?

夫婦2人で掛かる生活費はどれくらいなのか?

そして、不足しそうな資金がどれくらいのか?

では、その不足資金を

どう埋め合わせていくのか?

年金を何歳からもらうようにするのか?

一体いつまで働き続けるつもりなのか?

といったことについてですね。

 

✔︎思っている以上に予算が厳しいのが当たり前

 

これらを踏まえた上で、

家の予算を決めていくようにすると、

あなたの家の予算は、

あなたが思っているより、

はるかに少ないという厳しい現実を

突きつけられるかもしれません。

 

しかし、間違いなく、

それが真実であるため、

その真実を受け入れた上で、

その予算の中で出来る家づくりを

しなければいけません。

 

ということで、家を建てる前に、

家を建てる目的と、

自分たちにとって

本当に幸せなことが何かについて、

ご夫婦でよく話し合った上で、

資金計画を行い、

無理のない予算で家を建て、

不測の事態が起こっても、

あたふたしなくてもいいように

していただければと思います。

 

それでは、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。