家づくりと資産形成の両立

いま巷では、

資産形成が必要だと言われていますが、

その理由は、大きく分けると、

以下の2つに集約されています。

 

まず1つ目の理由が、

勤労収入が減る一方で、

私たちの負担額は増えていること。

そして、もう1つの理由が、

銀行に預金していても

全くお金が増えないこと、です。

 

おはようございます。

常に銀行口座には、

支払いギリギリの額しか

置かない主義であり、

かつ、車のガソリンも

エンプティーランプが点灯するまで

絶対入れない主義の

SIMPLE Inc.高根です。

(そんな主義は必要ありませんと

人からよく言われます。。)

 

さて、今回は、

これから私たちが目を向け、

実行していかなければいけないこと、

そして、そのためには

どのような考え方をもって

家づくりをすべきなのかについて

お伝えしていきたいと思います。

 

これは住宅業界の方でも、

社会面や経済面についても

勉強している方じゃないと

知らない話だと思うので、

失敗が許されない家づくりで

100%失敗しないためにも、

自分自身の頭で考え、

判断出来るようにしておいてください。

 

✔︎収入と支出のバランス

 

では、まず1つ目の理由について、

もう少し掘り下げて

お伝えしていきますね。

 

国税庁が発表している

「民間給与実態統計調査書」によると、

サラリーマンの平均給与は、

1997年の467万円をピークに

下降の一途をたどり、2018年では

441万円まで下がっています。

 

一方で、今年財務省が発表した

国民負担率(税金、年金、健康保険、

などの社会保険料の負担の割合)は、

44.6%と過去最高水準となっており、

かつ、恐ろしいことに、

この数値は年々更新されていっています。

 

その上、昨年には消費税も増税されたため、

社会保険に加えて、日々の生活の負担も

確実に重くなってきていますしね。

 

このように、家計の収支バランスは、

年々悪化していっており、

可処分所得(自分たちが自由に使えるお金)が

どんどん減っていっている状況なんですよね。

 

✔︎銀行への預金は全く意味がない

 

では、続いて2つ目の理由について

もう少し掘り下げてお伝えしていきます。

 

これに関しては、誰もが知ってのとおり

超低金利時代なので、

薄々は感じているんじゃないかな

と思いますが、

具体的な金利の話をすると、

リーマンショック前の2007年12月の

定期預金金利は0.4%、

普通預金金利は0.198% だったのに対し、

現在の定期預金金利は0.002%、

普通預金金利は0.001%となっており、

現在、銀行に100万円貯金したとしても、

金利が高い方の定期預金でさえ、

年間でわずか20 円しかお金が増えない

(そこから税金が引かれるので実際は16円)

という状況なんですよね。

 

しかし、分かっていながら

その手段を取っているのは、

「貯蓄=銀行」という選択肢しか

知らないからではないでしょうか?

 

✔︎老後資金と教育資金

 

この2つの理由から導き出される結論は、

共働きで働きさえすれば、

普通に暮らしていくことは

出来るかもしれませんが、

確実に枯渇するのは、

子供たちの教育資金と、

自分たちの老後資金です。

さすがに、一生働き続けられるという

保証なんてないですからね。

 

それゆえ、資産形成する手段を知り、

実行していくこと、

そして、そのためには、

まずはその資金を

捻出しなければいけません。

 

では、その手段について、

簡単にお伝えしていきたいと思います。

あくまで、ここからの話は、

僕の個人的な意見なので、

参考程度で読んでいただければと思います。

 

まず大前提なのは、

夫婦共働きで稼ぐことです。

 

頑張って一人が収入を上げるより、

そこそこの収入のダブルインカムの方が、

納税が少なく、

手元にキャッシュが残りやすいからです。

 

また、将来の年金額も、

夫婦そろって厚生年金ステージまで

もらえる方が、圧倒的に多いからです。

 

そして、それを前提として、

やった方がいいことが2つ。

1つは、「個人型確定拠出年金iDeCo」に

夫婦そろって加入することです。

 

これは誰でも加入出来るし、

民間企業に勤めている場合、

毎月上限23,000円まで加入出来るので、

夫婦共に23,000円ずつ

毎月積み立てていくべきだと思います。

(内容については、ここでは割愛します)

 

そして、もう1つは、

夫婦そろって「つみたてNISA」に

毎月積立投資をしていくことです。

 

これに関しては、年間で40万円までの

投資については、20年にわたって

投資によって増えたお金に対して、

約20%かかる税金を免除してくれるので、

毎月約33,000ずつ積み立てていくべきです。

(これについても内容については、

ここでは割愛します)

 

となると、

「iDeCo」と「つみたてNISA」に

毎月112,000円の掛け金が

必要となるのですが、

これは老後資金に備えるためには

絶対に必要なことなので、

上限ギリギリは難しいとしても、

大なり小なり資金を

回すべきだと思います。

 

そして、これに加えて

貯蓄していくべきなのは、

子供たちの教育資金です。

 

県外の私立大学に進学するとなれば、

学費や家賃、生活費を合わせると

1人あたり1000万円かかる

と言われているし、

その資金を貯めつつも、

子供たちが小さいうちは

保育料が必要だし、その後は、

習い事や塾代が必要になるので、

これらをざっとまとめると

毎月5万円〜10万円は子供たちの

費用に飛んでいくと言っても

過言ではないのではないでしょうか?

 

そんなこんなで、奥さんの給料は、

老後資金と教育資金に全て飛んでいく

と考えた方がいいと思います。

 

✔︎家づくりの予算が非常に重要!

 

では、ここから、

どのように家づくりをすべきかについて

お伝えしていきます。

 

僕が常にお伝えさせていただいているのは、

旦那さんの給料だけで

支払っていける範囲で

住宅ローンを組むようにしてください、

ということです。

 

奥さんの給料は、

教育資金と老後資金に

回さないといけないからです。

 

また、多くの方が、

現在の家賃を大幅にオーバーして

返済金額を設定しますが、

家を持てば、維持していくための

コストがかかってくることも

頭から飛んでしまっている方も、

多いのではないでしょうか?

 

しかも、家の高性能化が進んだことと

度重なる増税のせいで、

家の価格は確実に高くなっています。

その上、情報に溢れているため、

さらに家のコストが

かさみやすくなっていますしね。

 

これから家づくりをする方は、

まずはこの現実を知り、

その上で家の予算を

計画するようにしてください。

 

それは、周りの何も知らずに

家を建ててしまった方よりも、

遥かに厳しいものかもしれません。

というより、

確実に厳しくなると思います。

 

しかし、それが正しい予算であり、

人生100年時代を

豊かに生きていくためには

必要なことだと思います。

 

ということで、

周りに流されることなく、

また情報に振り回されることなく、

ありのままの現実を受け入れた上で、

家づくりをしていただければと思います。

 

それでは、、、

 

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。