出ていくお金と入ってくるお金

家を建てることによって、

余分に出ていってしまうお金と

逆に入ってくるお金があります。

 

出て行くお金とは

住宅ローン金利のことで、

入ってくるお金とは

住宅ローン控除によって

返ってくる所得税・住民税と、

国から補助される

「住まい給付金」のことです。

 

とまあ、このことは、

家を建てようと思っている方なら

誰もが知っているとは思いますが、

とはいえ、さすがに

これらがどれくらいなのかまで

把握している方は、

そういらっしゃらないのでは

ないでしょうか?

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

では、今回は例を挙げつつ、

その金額を具体的に見た上で、

住宅ローン金利と住宅ローンについて

考えていきたいと思います。

 

年収を500万円、

収めている所得税を年間13.52万円、

住宅ローン借入を3000万円、

借入金利を1%、

返済期間を35年と仮定した上で、

試算していってみますね。

 

まず入ってくるお金である

「住宅ローン控除」からですが、

この方の場合、

10年分を全て合計すると、

258.06万円となります。

(現在は期間限定で13年なので、

さらに60万円増えます)

 

けっこう凄くないですか?

均して考えてみると、

家を建てることによって

毎月2万円強ものお金が

返ってきてるわけですからね。

 

では、続いて、

もう1つの入ってくるお金である

「住まい給付金」ですが、

この方の場合、

その金額は40万円となります。

 

この補助金については、

収入が高くなり過ぎると

全く貰えなくなってしまうんですが、

基本的には最大50万円の範囲内で

納税金額に応じて貰うことが出来ます。

(もちろん収入が低いほど多いです)

 

つまり、この2つの合計額が、

家を建てることによって

入ってくるお金(ボーナス)

というわけですね。

 

ざっと300万円ぐらいもの

ボーナスがあるって考えたら、

めっちゃラッキーですよね!

 

では、今度は逆に

家を建てることによって

出ていってしまうお金である

「住宅ローン金利」ですが、

途中、繰上げ返済をせず、

また返済が遅れることも、

滞ることもなく返していったとすると、

総支払金利の合計は567.8万円となります。

 

(*注意:途中で返済事故があった場合、

優遇金利がなくなってしまい、

金利とともに返済金額が

アップしてしまうので、

その点も知っておいてくださいね!)

 

この金利を、高いと感じたでしょうか?

あるいは、思ったより高くない

と感じたでしょうか?

 

高くてもったいないと感じた人は、

出来るだけ自己資金を入れて、

圧縮すればいいし、

あるいは、ガンガン繰上げ返済をして、

圧縮していけばいいと思います。

 

そしたら、もしかしたら、

家を建てることによって

返ってくるお金よりも少ない金利で

家を建てられるかもしれないですしね。

 

ただ、僕は個人的には、

貯金にゆとりがあって、

ただ銀行の口座の中に

そのお金を置きっぱなしに

しておくぐらいなら、

その貯金を頭金として入れて

借入を減らした方がいいと思うんですが、

繰上げ返済に関しては、

そんなに焦って返す必要もないかなー

って思ってます。

 

理由は、もしもの時が起こった時、

住宅ローンの中に組み込まれている

生命保険が家族を守ってくれるからです。

 

いくら人生100年で

長生きする可能性が高いとはいえ、

人生何が起こるか分からないですからね。

 

また、現在の超低金利状態のままで

金利を全期間固定しておけば、

そもそも金利の支払いも

そう大したものではないし、

かつ、金利上昇による

返済負担上昇リスクを

完全に回避出来るからです。

 

そんなこんなで、

僕の持論としては、

家を建てる時の予算を間違えないようにし、

かつ、全期間固定の住宅ローンを

金利が安いところで借りるのが

最良の選択だと考えています。

 

金利が高くなれば、

その分支払いが増えてしまうし、

この先、景気がどーなるかどうか

なんて誰にも分からないですからね。

 

もし、変動金利を選んで、

途中で金利が高くなってしまったら、

その分支払いが増えてしまうし、

そもそも家づくりに

お金をかけ過ぎちゃったら、

生活が苦しくなるだけですからね。

 

なので、人生ゆとりを持って

暮らし続けていくためにも、

家の持ち方と、

住宅ローンの選び方に注意しながら、

家を建てていただければと思います。

 

これシンプルに

メチャクチャ大切なことです。

それでは、、、

 

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。