人生の明暗を分ける家づくり

どうやら人は空間があると

埋めたくなる生き物らしく

空間を埋めると

満足する生き物のようです。

 

実際、足りないものを買うために

時々スーパーに行くんですが、

スカスカの買い物カゴを見てたら、

ついでにあれも買っとこかなー?

なんて思っちゃって、

ついつい余計なものを

買ってしまう(カゴを埋めてしまう)

ことも決して少なくなりません。

 

あと、カバンをデカくしたら、

荷物が妙に増えてしまうってのも

あるあるですよね。

で、無駄に重くて後悔するっていう・・

 

また、仕事で言うと、

会議がまさにこの理論通り

じゃないでしょーか。

たった2〜3分程度で終わる内容を、

「1時間」とってあるからと

なんとなく1時間やっちゃうみたいな。。

 

とまあ、どうやら人は空間があると

埋めたくなるらしいんですが、

家もまた、この効果がふんだんに

発揮される場所ではないでしょうか。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

例えば、リビングダイニングを

ゆったりとつくるのが、

現在の家づくりの

当たり前となっていますが、

広くつくり過ぎたあまり

余白がたくさん出来てしまうと、

なんだか物寂しいというか、

殺風景な気がして、

そこに何かを置きたくなります。

 

また、部屋に関しても同じで、

ベッドと机を置いても

まだ空間にゆとりがあるとしたら、

やれテーブルやらソファーやらを

その余白に置きたくなってきます。

 

そして、どんどん物が増えていき、

見る見るうちに

片付けや掃除がしにくい部屋に

なっていってしまいます。

(これは、うちの娘たちの実話です)

 

さらに、収納なんかもまさに同じで、

少な過ぎて困らないようには

しないといけないんですが、

そもそも断捨離が苦手だとしたら、

つくり過ぎたら過ぎたで、

それに合わせて物を増やしてしまう

のではないでしょうか。

 

結果、余計に整理不能な

家になりやすいんじゃないか

という見方も出来ると思います。

 

✔︎お金を残す家づくり

 

多くの方が、家を建てる時

「備えあれば憂いなし」とばかりに、

部屋も出来るだけ多くつくろうとするし、

収納も出来るだけ多くつくろうとします。

また、同時に部屋や収納を

出来るだけ広くつくろうとします。

 

しかし、そうすれば、

必然的に家のコストは高くなるし、

それにプラスして、

余白を埋めたくなる効果が

働くことにより余分な出費も

確実に増えることになります。

 

つまり、家づくりのやり方によっては、

どんどん手元から

お金がなくなっていくかもしれない

というわけですね。

 

家がデカくなれば、

その分固定資産税も高くなるし、

電気代も高くなってしまう

かもしれませんしね。

 

そして、その結果、

積立投資に回す余力が

全くなくなってしまい、

やがて迎える将来の暮らしに

天と地ほどの差が開くことになる

というわけです。

 

✔︎人生の岐路となる家の予算計画

 

では、家にお金を突っ込み過ぎて

積立投資に回す余力が

全くなくなってしまった人と、

積立投資に回す余力を残しながら

家づくりをした人で

一体どれぐらいの差が

開いてしまうのでしょうか?

 

40歳で家を建てるとして、

iDeCoに毎月1万円かけると共に、

つみたてNISAに

毎月2万円かけられるだけの

余力を残した人とそうじゃない人で、

簡単に比較してみますね。

 

まず、つみたてNISAにて20年間

毎月2万円ずつ積み立てていくと、

20年間で合計480万円

元本を預けることになるのですが、

この元本が毎年平均で3.6%ずつ

増えていくと仮定すると、

20年後この元本は2倍に膨れ上がります。

 

つまり、480万円が960万円になる

ということですね。

 

そして、つみたてNISAのメリットは、

この増えたお金に対して、

通常かかる約20%の税金が、

全くかからないということです。

 

仮に480万円増えたとしたら、

本来は96万円(480万円×20%)もの

税金を払わないといけないのですが、

それも払わなくていいってわけですね。

 

では、続いてiDeCoに20年間

毎月1万円ずつ積み立てしていき、

つみたてNISA同様に毎年3.6%ずつ

お金が増えていくと仮定してみると、

これも同じように20年後、

預けた元本が2倍に膨れ上がります。

 

1万円×12ヶ月×20年=240万円なので、

iDeCoでも240万円お金が増える

ということですね。

 

そして、このiDeCoも、

つみたてNISA同様に通常かかる

約20%の税金がかからないため

増えた分が丸々儲け

ということになります。

 

また、iDeCoには

掛け金が全額所得控除になるという

もう1つ大きなメリットがあります。

 

仮に、あなたが払っている

所得税の税率が10%で、

住民税も同じく10%だとしたら、

合計、掛け金の20%が

年末調整で返ってくるというわけですね。

 

つまり

1万円×12ヶ月×20%=2.4万円

2.4万円×20年=48万円

さらにお金が増えるということです。

 

ということで、

これらを全て合算してみると、

960万円+480万円+48万円=

1488万円となり、

積み立て余力として3万円削りながら

家づくりの予算計画を立てた人と、

積み立て余力まで使い果たして

(3万円予算を上げて)

家づくりをした人とでは、

極端に言ってしまうと、

20年後手元にあるお金が、

こんなにも違ってくる

という話なんですよね。

 

いかがでしたか?

 

もちろん、この通りになるかどうかは

終わってみないと分からないし、

誰かが保証してくれるものでもありません。

 

しかし、知っておいてもらいたいことは、

収入の多い少ないに関係なく、

家づくりのやり方一つだけで、

下手したら、これぐらいの差が

生まれかねないということです。

 

さて、あなたは、

一生豊かに暮らし続けられる

「予算重視型の家づくり」と

一生余裕なく暮らし続けることになる

「願望重視型の家づくり」

このどちらを選択されますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。