住宅ローンのリスクヘッジ

借金には、

「良い借金」と「悪い借金」

があると言われています。

 

「良い借金」とは

借りたお金によって

さらに多くのお金を生み出すことであり、

いわゆる「投資」がこれに当たりますよね。

 

個人や会社が

新たな事業を起こしたり

出店したりするために

銀行からお金を借りるとか、

不動産投資をするために

お金を借りるといったことですね。

 

無論、そうは言っても、

事業が滞って返済が出来なくなる

ことだってありますが・・

 

一方で「悪い借金」とは

「消費」や「浪費」のために

借りたお金を使ってしまうことですが、

これの何が良くないのかと言うと、

借りたお金によって

新たにお金を生み出して

その返済をするのではなく、

別のことで稼いだお金によって

返済し続けないといけないからです。

 

それゆえ、後者の借金は

ゼロにすることは不可能だけれども、

「車」や「家」を買うにあたっては

なるだけ減らすことを意識しつつ、

ローン返済に並行して

借りた利息以上のお金を生み出す

なにかを同時にした方がいいと

個人的には考えています。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

例えば、住みたい地域で

土地を買って家を建てようと思えば、

銀行から4000万円

お金を借りなければいけないとします。

 

この場合

おそらくトータルで840万円ほど

利息を払わなければいけないので、

単純に、毎月2万円の利息を

35年間ずっと銀行に

支払い続けないといけないのですが、

仮に、何らかの方法によって

その予算を1000万円圧縮出来れば、

単純に210万円も利息の支払いを

圧縮することが出来ます。

 

実家に土地があって

それを使ってもいいとか、

親御さんが土地を買ってくれたとか、

住むエリアを変更しつつ

建てる家を小さくするなどの

方法によってです。

 

そしてそうなれば、

毎月の利息は1.5万円になるわけですが、

次に考えていただきたいことが、

この利息を帳消しにする方法についてです。

 

まず考えられることは、

自らの収入をアップさせる方法ですが、

(1.5万円手取りを上げるためには、

税金や社会保険も考慮すると

2万円収入を上げないといけません)

それはスキルアップかもしれないし、

転職かもしれないし、

副業(複業)をすることかもしれません。

 

とにかく手段は人それぞれですが、

どのみち子供の成長とともに

出費は増えていくばかりなので、

これは誰もが真剣に

考えるべきところですよね。

 

今後、消費税や所得税などの

増税も十分考えられますし、

社会保険料の負担も上がり続けていき、

可処分所得が下がっていくでしょうしね。

 

続いての方法が、

節税によってお金を増やすということです。

 

例えば

あなたの年収が500万円だとしたら、

所得税を10%、住民税も10%

払っていると思いますが、

仮に個人型確定拠出年金「iDeCo」に

毎月2万円積み立てていくとしたら、

あなたは今後年末調整によって

毎年2.4万円所得税が返ってきて、

翌年の住民税が2.4万円安くなるため、

これはつまり年間で合計4.8万円

お金が増えたということでもありますよね?

 

これに加えて、家を建てたら

13年間は住宅ローン控除という

メガトン級の節税制度の恩恵を受けられ、

もちろんこれは借入額によるものの、

大抵の場合、所得税は丸々返還で、

住民税もかなりの額が控除されます。

(住民税は最大控除額が13.65万円です)

 

この他、「ふるさと納税」も

所得控除の対象になりながら

住民税を納めた市町村から

なんらかの返礼品もいただけるので、

iDeCo同様に前向きにやっていただくと

いいのではないでしょうか。

 

最後に、チャレンジして欲しいことが、

積立投資を行うということですね。

銀行への貯金ではなく、

投資信託をこれからずっと毎日・

あるいは毎月買い続けていくということです。

 

仮に毎月1.5万円積立投資を行ない

毎年2%ずつお金が増えていったとしたら、

35年後には元本が約2倍に膨れ上がるし、

ここから得られるリターンは、

長期になればなるほど大きくなるので、

それを遥かに上回る可能性が高いでしょうしね。

(ちなみに過去のデータを見る限り、

控えめに見積もっても

毎年6%ぐらいで増えていくはずです)

 

毎年2%ずつ増えていった場合、

630万円の元本が1260万円になるわけだし、

(1.5万円×12ヶ月×35年×2=1260万円)

年利6%ずつお金が増えていくとしたら、

数千万円お金が増えるわけですしね。

 

そんなこんなで、

家を建てるにあたって

住宅ローンをたくさん組むのだとしたら、

以上の3つ全てに取り組んでいただきたい

と思っている次第であります。

 

今後、土地の資産価値は

そう大きく変化しないと思いますが、

家は建てた時が一番評価(価値)が高く、

以降、その価値は徐々に目減りしていき

35年後には価値がほぼゼロになってしまいます。

 

これに加えて、

家を維持管理していくための費用だって

生きている限りずっとかかり続けます。

 

なので、家を建てるにあたっては、

出来るだけ予算を減らす方法がないかを

模索してみること、

そして、収入アップ、節税、積立投資に

前向きに取り組むこと、

この2つを意識していただければと思います。

 

これらの合わせ技をやることで、

家を建てた後も

豊かに暮らし続けていきましょう!

 

それでは、、、

 

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。