「長期積立投資」をやり始める時、
まず決めていただくことが
どこの証券会社で口座を開設するのか
ということです。
そして、それにあたっては
1:銀行にて証券会社の口座を開設する
2:自分でネット証券の口座を開設する
この2つのいずれかを
オススメしているのですが、
それぞれにメリットとデメリットがあるし、
人によって向き不向きもあるので、
今回はそれらについて
お伝えしていきたいと思います。
おはようございます。
SIMPLE Inc.高根です
ちなみに僕自身は、
銀行とのお付き合いもあるので、
いくつかの銀行を窓口として
証券口座を開設し
自動積立を行なっているのですが、
主にはネット証券にて
自動積立投資をやっています。
というわけで、
まずは僕が主に使っている
ネット証券についてから
お伝えしていきたいと思います。
✔️ネット証券の一長一短
僕がネット証券を主に使っている理由は、
こっちの方が手軽に操作出来るからと、
手数料が(少しだけ)安いからと、
「毎日」購入することが出来るからです。
株価は高くなったり安くなったりを
日々繰り返していて、
どのタイミングで買うのがベストかなんて
投資のプロじゃない僕らには
到底分かるものではないため、
であれば、可能な限り
こまめに買っていった方が
よりリスクを小さく出来るので
こうしているという感じですね。
銀行を窓口として購入する場合、
月に一回の購入となるので、
仮に毎月30,000円を積立する場合、
銀行だとある特定の日に
一気に30,000円分を購入するのに対し、
ネット証券だと毎日1,000円ずつ
分散して購入出来るわけですからね。
(実際は土日は買えないので毎月23回
1,304円ずつ購入という感じです)
つまり、ある特定の日に買えば、
30,000円だと300口しか
買えなかったものが、
毎日に分散したことによって
同じ30,000円でも330口
買えることになるかもしれない
(取得単価が安くなった!)
というわけですね。
まー、逆に280口しか買えなかった
(取得単価が高くなってしまった・・)
なんてこともあり得るわけですけどね。
いわば、金融商品を購入する際
一度に購入するのではなく
資金を分割して均等額ずつ
定期的に継続して購入していく
「ドルコスト平均法」を
長期積立投資では実践していくのですが、
このやり方の究極が
「毎日購入」だというわけですね。
そんなわけで、
どちらかというとネット証券の方を
オススメしているのですが、
ここであなたの前に立ちはだかるのが
手続きの複雑さです。
というのも、
ネット証券で積立投資を始めるためには
証券口座を開設すると同時に
ネット銀行の口座も
開設しなければいけないからです。
僕が使っているSBI証券の場合は、
SBI証券の証券口座を開設すると同時に
住信SBIネット銀行の口座も
開設しなければいけないし、
楽天証券の場合は、
楽天証券の証券口座を開設すると同時に
楽天銀行の口座も開設しなければいけない
という感じですね。
つまり、2つの口座を
同時に開設しなければいけないので
手続きにけっこうな時間を取られる上、
もちろんIDやパスワードも
別々に設定しないといけないため、
だんだん面倒くさくなってきて
「あー!もーやーめた!」って
なってしまうというわけですね。
これがネット証券を開設する場合の
大きな大きな試練です。
手続きをしていく途中で、
初めて聞く単語もたくさん登場するし、
よく分からないような質問ばかりに
答えていかないといけませんしね。
一方で、銀行に窓口になってもらえば、
銀行口座を開設する必要もないし、
知らないことや分からないことも
分かりやすく教えてくれるし、
なにより言われるがままに
書類に書いていくだけでいいので、
ほとんどストレスを感じることなく
手続きが終わります。
いちいち分からないことを調べたり、
誰かに聞いたりする必要がなければ
時間も大幅に短縮出来ますしね。
ゆえ、面倒くさがりの方や
ネットでの口座開設に
不安を感じていらっしゃる方なんかは、
それを理由に積立投資をしないという
選択を取ってしまうぐらいなら
銀行で証券口座を開設した方が
絶対にいいと思っている次第です。
いかがでしたか?
もし自分がこれから
長期積立投資を始めるとしたら
どっちでやった方が良さそうなのか
イメージしていただけたでしょうか。
長期積立投資をする上では、
「口座開設」という工程が
間違いなく最大の障壁となります。
ゆえ、ここでつまづかないように
今回の記事を参考にし、
自分に合った方法を
選択していただければと思います。
それでは、、、