目的のあるなしに関係なく
「貯金」をしていくことは
とっても大切なことです。
理由は、
選択肢と柔軟性が手に入るからです。
貯金があれば、
待つべきときはじっと我慢して待てるし、
チャンスが来たら飛びつくことも出来ます。
また、じっくりと考える時間もつくれるし、
人生の軌道修正もしやすくなります。
さらに、貯金の一部を長期積立投資に回し、
複利効果を最大限に利用出来れば、
老後資金の大部分をつくることも出来ます。
つまり、貯金によって
金銭的なゆとりを持つことが出来れば、
誰かに所有されていた自分の未来を
少しずつ奪い返すことが出来る
というわけですね。
ゆえ、弊社では家を建てたとしても
「貯金」が途切れないような
資金計画を立てることを推奨しているし、
継続的に「貯金」をしていただくために
以下の3つの提案を心がけています。
おはようございます。
SIMPLE Inc.高根です。
では、今回は
これからの家づくりで
絶対に心がけておいてほしい
3つのことについて
お伝えしていきたいと思います。
3つの全てに
賛否両論あるかと思いますが、
この3つを知り、実行するかどうかで
今後の家計状況が違ってくるのは
間違いないと思うので、
ぜひお付き合いいただけると幸いです。
1:住宅ローン選び
住宅ローンを選ぶ時、
一番の争点となるのが「金利」であり、
そこを最重要視すると
金利が安い「変動型」の住宅ローンを
選ぶことになるのですが、
個人的には多少金利が高くても
「固定型」の住宅ローンを
選ぶことをオススメしています。
現在の社会情勢と
今後予想される動向から考えると、
「変動型」を選んでおく方がいい
と言われているんですけどね。
その理屈は「元利均等払い」という
返済額が毎月一定で
元本と利息の割合が変化していく
返済方法が一般的である住宅ローンでは、
金利が安い「変動型」を選んでおく方が
当初期間の利息の負担が少ないため
元本の減るスピードが早く、
そうなれば仮に途中で金利が
上がることになったとしても、
返済負担が一気に上がりにくいからです。
現在時点から推測すると、
インフレが続くことによって
今後賃金が上昇していく可能性が
高くなってきているとしても、
それが現実化するのは
団塊の世代が一斉退職し出す
2030年頃だと言われているし、
そうなれば「変動型」の金利も
上がりやすくなりますが、
それもおそらく数年間のタイムラグが
あると言われていますしね。
まー、とはいえそんな中でも
僕が「固定型」をオススメするのは、
絶対にないだろうと言われている
変動金利の基準となる短期金利を
日銀が絶対に上げないとは
誰も言い切れないからです。
そして、
「変動型」の金利が上がり出してから
「固定型」に切り替えるという方法は
そう上手くいかないからです。
「変動型」の金利が上がる頃には、
「固定型」の金利は
確実にもっと上がっているからです。
つまり、
借り換えを検討するタイミングでは、
「固定型」の金利は
さらに上がってしまっているので、
利息の支払いを抑えるどころか、
むしろもっと払うことになる
可能性が高いというわけですね。
そんなわけで、
個人的には多少金利が高くとも
最初から「固定型」を選択することを
オススメしています。
そして「貯金」の中の一部を
長期積立投資に回し、
住宅ローン期間と同じだけの期間で
複利運用していただくことを
並行してオススメしています。
理由は、
住宅ローン金利が多少高くても
長期積立投資の利回りの方が
圧倒的に高いというのが
歴史的に証明されているからです。
つまり、利息の過払いを
投資によって回収してくれる
というわけですね。
ただ「固定型」にすれば、
借り入れ時の手数料が
余分にかかることになり、
その分、家にかけられる予算が
減ってしまうことになります。
また、多少なりとも金利が高い分、
借入額を減らさないと
ただただ毎月の返済金額が
上がってしまうだけなので、
そこを調整するとなれば、
さらに家づくりにかける予算が
減ってしまうことになります。
ゆえ、それらを踏まえた上で、
家づくり全体の
予算計画を立てないといけないし、
かつ、その予算の中で
どんな土地を買い、
どんな家を建てるのかを
考えないといけないので、
綿密な資金計画と取捨選択が
セットにはなってくるんですけどね。
これが1つ目に
心がけておいていただきたいことです。
では次回は、
2つ目の重要ポイントである
「電気料金」について
お伝えしていきたいと思います。
これも家計を大きく左右する要因となるので、
ぜひ現実を知り、
その対策を見落とさないためにも
次回もご覧いただけたらと思います。
それでは、、、