識者の中には
「マイホームなんて持たずに
ずっと賃貸で暮らした方がいい」という
意見を述べる方がいらっしゃいますが、
ずっと賃貸で暮らすと仮定した場合、
歳をとったら借りにくくなる
(借りられなくなる)という
別の問題に直面することになります。
歳をとったら借りにくくなる
(借りられなくなる)理由は、
収入うんぬんの話もありますが、
部屋でもしものことがあった場合
いわゆる「いわく付き物件」になり
大家さんが損失を被るからですね。
そんなわけで、
個人的にはやがて迎える老後に備える
という意味も込めて
マイホームを持っておいた方がいい
と考えているのですが、
このマイホームというものを、
「資産」にすることが出来るか?
あるいは「負債」にしてしまうかは、
その持ち方にかかっていると言っても
過言ではありません。
おはようございます。
SIMPLE Inc.高根です。
まずマイホームを購入するにあたり
考えておかないといけないことが
資産を持っている限り、
「維持管理コスト」がかかる
ということです。
つまり、家を買う時には、
イニシャルコストだけじゃなく
ランニンングコストにまで
目を向けておかないといけない
ということなのですが、
ランニングコストの中でも
とりわけ大事なのが
電気やガスなどの光熱費です。
ここ四国は原発が一基しかなく、
それが稼働している状態で
この電気料金であるため、
今後、主に電気をつくる
火力発電の燃料となる
液化天然ガスや石炭が値上がりすると
それの伴ってますます電気料金が
上がっていくでしょうしね。
日本はこれらの資源を
100%輸入に頼っているため、
戦争や為替の変動、
そして政治的な理由によって
価格が上がってしまうことになっても
黙って言い値で買うしかありませんしね。
そんなわけで家を建てる時には
太陽光発電の設置を
オススメさせていただいております。
設置したくても設置出来ない
分譲・賃貸マンションと違って
戸建ては屋根の形状さえ間違えなければ
100%設置出来るわけですからね。
そして太陽光発電さえ設置しておけば
識者たちが言うように、
今後年率3%の勢いで
電気料金が上がっていったとしても
そのダメージを回避することが出来ます。
年率3%で上がっていくとしたら
24年後には電気料金は現在の2倍になり、
太陽光発電を設置していない方は、
毎月平均15,000円ほど
かかっているとしたら
それが30,000円にも
なってしまうのに対し、
太陽光発電さえ設置していれば、
そんな心配を全くしなくていい
という感じですね。
✔️返済にいっぱいで積立が出来ない・・
そして、家を建てる時に
最も注意していただきたいことが
家を建てたことによって
積立投資が出来なってしまった・・・
という状況を招くことです。
今後日本はインフレになる可能性が高く、
そうなれば物価が上がっていくため、
それに伴って所得が上がらない限り
家計はどんどん苦しくなっていくし、
かつ物価が上がるということは
現金の価値が落ちる
ということでもあるため
銀行にお金を預けていても
お金はどんどん減っていく一方
だと言っても過言ではありません。
そんなわけで、
新NISAブームに乗っかって
家を買うのと同時に
積立投資を始めた方がいいのですが、
家に予算を突っ込み過ぎると
これにお金が回せなくなってしまい、
そうした方とそうしなかった方とで
やがて雲泥の差が生じることになります。
仮に25,000円を今後35年間
毎月積み立て続けることが出来た方と、
その余裕がなく
ずっと積立投資が出来なかった方とでは、
住宅ローンを払い終えるタイミングで
ざっと3000万円近く
手持ちの資産に差が生じている
という感じですね。
いかがでしたか?
まさに豊かな老後と貧乏な老後の
別れ道となるのが家づくりである
とお分かりいただけたでしょうか?
というわけなので、
家を建てる時には
こういったことも踏まえた上で
イニシャルコストと
ランニングコストの
試算をしていただければと思います。
それでは、、、