アパートやマンションだと
近隣に気を遣いながら
暮らさざるを得ないこと、
部屋や収納が手狭なこと、
庭がないことなどから、
これらの呪縛から解放されるために
出来ればマイホームを持った方が
良いと思ってはいるものの、
昨今の建築費の上昇具合を考えると
以前に比べて
新築の購入が難しくなっているのは
疑いようのない事実です。
収入に比べて
ローン金額が大き過ぎる
可能性が高くなったこと。
建築費が上がり過ぎたことで
ローン金額が実質の担保価値を
上回っていること。
そして、それに加えて
デジタルネイティブ世代は
親世代に比べて
金融事故率が高いこと、
などの理由からです。
そんなわけで
「マイホーム=注文住宅」
という選択肢だけじゃなく
マイホーム取得の負担を軽減するために
「中古住宅購入×リフォーム」や
「建売住宅(完成している新築を購入)」
という選択肢も
以前に比べて増えているという話も
銀行から時折お聞きするのですが、
とはいえ、これらの選択肢は
いずれも多かれ少なかれ
間取りを妥協しないといけない
という宿命を背負っていることから
個人的には予算を抑えながら
注文住宅でマイホームを持つことを
オススメさせていただいております。
なんといっても「間取り」は
マイホームで最も大事なことだと
言っても過言ではありませんしね。
間取りさえ完璧に出来れば
耐震の問題も
温熱環境の問題も
掃除・洗濯・片付けの問題も
プライバシーや防犯の問題も
メンテやランニングコストの問題も
全て一気に解決出来るからです。
おはようございます。
SIMPLE Inc.高根です。
では、こんな時代でも
豊かな暮らしを実現すべく
マイホームを持ちたい
とお考えの方のために、
無理のない予算でマイホームを
手に入れる現実的な方法について
お伝えしたいと思います。
結論を申し上げると
「コンパクトな平屋を建てること」
これに尽きるのですが、
コンパクトにした方がいい理由は
言わずもがな
建築費を抑える最も現実的な手段が
これだからです。
かつ、コンパクトにした分、
購入すべき土地面積も
コンパクトに出来るからです。
イメージとしては、
家の面積が5坪抑えられたら
建築費が400万円前後抑えられ、
土地面積も5坪抑えられたら
坪単価が20万円のところなら
土地代が100万円抑えられ、
これだけで合計500万円抑えられる
という感じですね。
✔️面積圧縮の現実的な考え方
アパートやマンションが
手狭で不便だった
という思いが強い方や
実家が広かった方などは
この考え方を
受け入れ難いかもしれませんが、
面積圧縮のためには
無くてもいいものは
無くすとか減らすという作業を
地道にしていくしかありません。
例えば、子供部屋の広さや数。
今や子供1人に対して
1部屋をあてがうのが当たり前になり、
その広さも4帖半もしくは6帖が
当たり前となっていますが、
子供たちはいつまでも
家にいるわけではないので、
現在の建築費のことを考えると
それも加味した上で
数や広さを考えないといけない
フェーズに来ていると
個人的には考えています。
また、ここ最近は
全館空調システムという
家全体を快適な温度で保つ
便利な製品があり、
これを採用すれば
書斎や家事室といった
3〜4帖くらいの小さな部屋を
設けやすいものの、
そもそも考えるべきは
こういった部屋が本当に必要なのか
ということです。
前述した通り、
部屋数を増やしたり
部屋を広くすればするほど
家のコストは上がるし、
それに連動して土地面積も
増やさざるを得なくなり
なおのこと取得コストが
上がってしまうだけですからね。
そういったものを見直せば
それこそ全館空調システムすら
必要なくなり、その分大幅に
コストカット出来るわけですしね。
現在、
国が推奨している断熱性能と
家電量販店で売られている
電化製品の性能を考えると、
そもそもそこまでの物が
必要かどうかも定かではない上、
家をコンパクトにすれば
なおのこと効率が上がると
考えるのが妥当ですからね。
この他、
無くてもいいもの代表である
「廊下」をなくすことも
予算圧縮には欠かせない要素ですが、
これも部屋数や部屋の広さを見直せば
ずいぶんと実現しやすくなります。
というわけなので、
これから
「注文住宅でマイホームを持ちたい」
でも
「マイホームを持ちながらも
バランスよく色々なことが楽しめる
ゆとりある暮らしがしたい」
こうお考えの方は、
この記事を参考にしていただければ
と思います。
それでは、、、