必要なLDK の広さ算出方法

寝る時間以外のほぼ全時間を

過ごすと言っても過言ではない

リビングダイニングキッチンは、

家づくりで最も重点的に

考えたいスペースだと思いますが、

その第一歩として

どれくらいの広さが必要なのかを

試算してみると頭がスッキリして

考えやすくなります。

 

というわけで、ここからは

リビングダイニングキッチンが

どれくらいの広さになりそうなのか?

から考えていきたいと思います。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

まずはキッチンとダイニングから。

キッチンに関しては

子育て世代の方が多いので

キッチンからダイニングやリビングが

見渡せる対面型のキッチン

現在のスタンダードになっていますが、

対面式のキッチンにする場合

ダイニングスペースを

キッチンの正面に配置するか、

あるいはキッチンの横に配置するかで、

ダイニングキッチンに必要な広さが

変わってきます。

 

キッチンの正面に

ダイニングテーブルを配置する場合、

ダイニングキッチンは

8帖もしくは10帖必要となります。

 

キッチン正面ダイニングが

8帖でいい方は

キッチン前に収納を設置せず、

ダイニングテーブルをキッチンに

くっつけて置くつもりの方。

 

キッチン正面ダイニングが

10帖必要な方はキッチン前に

収納を作りたいと思っており

ダイニングテーブルを

キッチンから離して置くようになる方。

この違いです。

 

他方、キッチンの横に

ダイニングテーブルを配置する場合、

12帖は必要になるし、

置くダイニングテーブルによっては

14帖必要となってきます。

 

長方形のダイニングテーブルを

キッチンの横に置く場合、

キッチンに引っ付けて

ダイニングテーブルを置くと

キッチンに入る時に

大きく回り込まないといけなくなり

動線が悪くなってしまうため、

長方形テーブルの場合

キッチンとダイニングテーブルを

離して置けるようにするか?

あるいはキッチンを

アイランド型にして

テーブルと反対側から

キッチンに入れるようにするか?

このいずれかを

選択した方がいいからです。

 

ゆえに、

キッチン横ダイニングがよくて、

長方形のテーブルを

置きたいとお考えの方は

ダイニングキッチンに14帖、

キッチン横ダイニングがいいけど

置くテーブルは円卓がいいという方は、

広げずともキッチンとダイニングとの間に

自然と通路が確保出来るので

12帖で見ていただくといいかと思います。

 

続いてはリビングですが、

リビングに関しては

置くソファーのサイズや形によって

多少確保すべき広さが変わってくるため、

長方形のソファーであれば8帖、

L型の大きなソファーの場合

10帖で見ておくと

窮屈さを全く感じない

広さになるのではないかと思います。

 

ゆえに

リビングダイニングキッチンは、

キッチン正面ダイニングかつ

キッチン前に収納がない場合、

長方形ソファーを置くのであれば

16帖で見ていただき、

L型の大きなソファーを

置くのであれば18帖見ていただく。

 

キッチン前に収納をつくりたい場合、

長方形のソファーを置くのであれば

18帖で見ていただき、

L型の大きなソファーを

置くのであれば20帖で見ていただく。

 

キッチン横ダイニングで

円卓テーブルを置き、

長方形のソファーを置くのであれば

20帖見ていただき、

L型の大きなソファーを置くのであれば

22帖見ていただく。

 

キッチン横ダイニングで

長方形テーブルを置き、

長方形のソファーを置くのであれば

22帖見ていただき、

L型の大きなソファーを置くのであれば

24帖見ていただいた方がいい

という感じでしょうか?

 

ゆえに、広さを把握しやすく

なっていただくためには、

家具を後回しにするのではなく、

どんな家具を置きたいのかまで

明確にするために

家具も並行して動いていただくことを

オススメしています。

 

いかがでしたか?

 

こうやって数字を入れながら

考えてみると

ずいぶんと必要な広さが

算出しやすくなった

のではないでしょうか。

 

では、長くなってしまったので

水回りに関しては

次回お伝えしていきたいと思います。

 

それでは、、、

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。