建築費上昇による
借入金額の増加に伴い、
返済負担を下げるために
金利が安い変動金利の選択と
返済期間の引き延ばし(40年)が
スタンダードとなった現在ですが、
日銀の利上げによる
変動金利上昇のニュースを皮切りに
変動一択の流れから
固定という選択を検討されている方が
増えてきているのではないでしょうか。
アメリカをはじめとして
世界の国々が順調に
物価が上がっていっている中、
原材料の多くを
輸入に頼っている日本だけが
物価が上がらないなんてことは
普通に考えてあり得ないことだし、
そうなれば賃金も上がるだろうし、
それに伴って金利も上げていくだろう
と考えるのが妥当なところですしね。
そんなわけで
そのリスク備えて
今のうちから固定金利を
選んでおいた方が得策ではないか?
と考える方が増えてきている
という感じですかね。
おはようございます!
SIMPLE Inc.高根です。
というわけで今回は、
固定の代名詞的な存在である
「フラット35」について
お伝えしていきたいと思います。
2022年末以降
長期金利上昇の影響を受け
ずいぶんと金利が上がり
逆に変動金利の金利が
安くなったことから
僕自身も薦めることすら
なくなっていたフラット35ですが、
銀行の住宅ローンにはない
捨てがたい魅力があるのが
この商品なのでその点について
お伝えしていきたいと思います
✔️当初10年間は金利1%引き
ざっくりお伝えすると
フラット35は
①子供の人数
②断熱性能
③管理・修繕の容易さ
④エリア
この4つの区分によって
当初5〜10年の金利の優遇幅が
違ってくるのですが、
現在の家の基準を見る限り、
②と③は最高の優遇幅をもらえるのが
当たり前となっています。
(②はゼロエネルギー住宅で
③は長期優良住宅です)
そして、これに加えて
お住まいになる地域が
子育て支援に力を入れている地域であり、
かつ、子供が2人いるとしたら
これらを合計すると
当初10年間金利が1%も引き下げられる
という優遇を受けることが出来ます。
現在のフラット35の最低金利が
1.8%前後なので
これらを全て満たせば
当初10年間は
0.8%前後の金利でいい
というわけですね。
長期金利が0.85%前後で
推移していることを考えると
妥当な金利というよりは
少し割安な金利だ
といってもいいぐらい
ではないでしょうか。
ゆえ、この点から考えても
10年後からの金利が確定しない
10年固定の住宅ローンより
その後の金利も確定している
こちらの方が安心かも知れない
と考えてもおかしくない
と思われます。
✔️フラット35の団信は最強!
なんといっても
フラット35で1番魅力的なところは
団体信用生命保険と
三代疾病付き団体信用生命保険の
充実具合です。
団信に関しては、
身体障害保障というものが
死亡保障にひっついていて、
詳しくは住宅金融支援機のサイトを
ご覧いただければと思うのですが、
要は、不整脈によってペースメーカーを
装着せざるを得なくなり
1級障害に認定されたり、
緑内障によって視力が低下し
2級障害に認定されるなど、
長い人生において誰もが
十分考えられることによって
住宅ローン返済が免除されること。
三大疾病付きに関しても
一般的に心筋梗塞や脳卒中は
所定の状態が60日以上続くことが
条件となっていますが、
フラット35の場合は
治療を目的として手術を受けた時に
保障されるという手厚さがあると同時に
通常の三代疾病では考えられない
「要介護認定」も対象となっています。
(詳しくは住宅金融支援機のサイトを
ご確認いただければと思います)
ま、要するに
返済期間が長いことが
当たり前であると同時に
借入額も多くなった現在、
返済免除となる対象が広い
フラット35の団信は
非常に魅力的である
というわけですね。
ずいぶんと簡略化した
ざっとした説明ではありますが、
これらがフラット35という商品の
メリットというか良さなので
固定という選択もありだなという方は
ぜひこの商品もチェックしてみて
いただければと思います!
それでは、、、