近年、空前の
平屋ブームを迎えているものの
「平屋=高い」
というイメージがあること、
そして、合理的に
面積縮小が出来ない場合、
前評判通りマイホーム取得費が
割高になってしまうことから、
どちらにしたらいいのか
迷われている方が
それなりにいらっしゃる
のではないかと思います。
そんなわけで今回からは、
2階建てと平屋の
良いところと悪いところを
それぞれ整理しながら
お伝えすることで、
どちらが自分に合っているか
考えていただけたらなー
と思っております。
独断と偏見をもって
忖度無くお伝えしていきますので
どうぞ最後まで
お付き合いいただければ幸いです。
おはようございます。
SIMPLE Inc.高根です。
では、まずは
2階建ての良いところから。
①土地面積が削れる
2階建ての最も良いところは
これではないでしょうか。
仮に上下合わせて30坪の
総2階建てを建てるとしたら
1階部分の面積は15坪になりますが、
となると、車を3台置きつつ
小さな庭を確保したいとなれば
土地面積は40坪もあれば十分です。
他方、
同じ広さで平屋を建てようと思うと、
26坪程度に面積は縮小されるものの、
1階面積が広がった分、
土地面積を広げないといけないので
単純に最低でも11坪は
土地が広くなります。
そのエリアの土地単価が
25万円だとしたら
275万円の価格差ということですね。
ゆえに、
土地単価が高いエリアで
土地購入を考えている方は
2階建てという選択が
現実的だと思われます。
②家族間のプライバシーが守れる
続いての良いところは
家族みんなで過ごす
パブリックスペースと
それぞれが過ごす
プライベートスペースが
上下階で分かれているため、
家族間のプライバシーが
平屋に比べて担保しやすいことです。
ゆえに、思春期のことを
気にされている方や
お子さんが高校卒業後も
家にいる可能性が高いご家庭などは
2階建ての方が好ましいと思われます。
また、平屋の場合
部屋で過ごしていても
キッチンでの作業音や
リビングのテレビ音などが
部屋まで漏れやすく
そこにストレスを感じる方などは
音の問題も解消してくれるので
その点も2階建ての良いところですね。
③浸水時に2階に逃げられる
個人的に思う
2階建ての最後のメリットは、
集中豪雨や線状降水帯などによって
床上浸水するような事態になった時、
屋内に逃げ場があるということです。
これに関しては
平屋の場合は屋根に逃げるか
どこか別の建物に避難するしか
方法がありませんからね。
ゆえに、
浸水リスクが高いエリアに
住まう予定の方なんかは
これを想定して2階建てにする
という選択もありかもです。
(番外編)階段が運動になる
これは良いところかどうか
なんとも言えないところですが、
階段はめんどくさいという
欠点がある反面、
(欠点に関しては次回にて)
捉え方によっては
良い運動になるから
老後も含めて良い
という風にも考えられます。
もっともこの点に関しては
意識して運動をすれば
それで済むので
そう言われると
反論の余地もないのですが、
わざわざ外に行くのが
面倒な方からすると
自宅で自然と運動出来るのは
ありがたいんじゃないかなと
思ったりもしています。
そんなわけで
これも良いところの番外編として
挙げておきたいと思います。
これを割り切って考えれば
2階リビングも全然アリになり、
そうなると1階に
リビングをつくるのに比べて
はるかに人目を気にしなくていいため
(=プライバシーが担保され)
カーテンが開けられ
明るく風通しのいい
心地いい快適なリビングを
つくることが出来ますしね。
いかがでしたか?
これらが個人的に思う
2階建ての良いところですが、
参考になったでしょうか。
では次回は
逆に2階建ての
良くないところについて
お伝えしていきたいと思います。
それでは、、、