新しく造成し販売される分譲地は、
美しく整えられていること、
(見た目が良い)
同世代の人たちが集まりそうなこと、
(気兼ねなく暮らせそう)
道路幅が広いこと、
(車がとめやすく運転しやすそう)
などを理由に多少割高でも
近隣で販売されている
分譲地じゃない土地に比べて
足速に売れていく傾向があるのですが、
昨今のインフレの影響を受けて
コンクリート価格が
上がり続けていることから、
新しく造成し販売される分譲地は
今後さらに価格が割高になると
考えておいた方がいいと思います。
ゆえ、これから家づくりをされる方は
極論を申し上げると
そんな条件下でも
(予算が膨らむことを覚悟の上)
新規分譲地を狙っていくのか?
それとも、そうじゃない土地に
絞って探していくのか?
(少しでも予算を抑えるのか)
という極端な選択を
強いられることになると思いますが、
あなたはどうお考えでしょうか?
おはようございます。
SIMPLE Inc.高根です。
というわけで今回は、
少しでも予算を抑えながら
土地を選びたいとお考えの方に、
土地選びの際に
着目していただきたいことについて
お伝えしていきたいと思います。
✔️災害時のリスク
土地選びをするにあたって
まず着目していただきたいことが
災害時のリスクについて、です。
例えば「浸水リスク」。
弊社では、土地の広さ的に
平屋が建てられるのであれば、
確実に平屋を提案させていただくからです。
平屋は2階建てのように
2階部分に退避出来ませんからね。
例えば「倒壊リスク」。
分譲地ではない土地を選ぶとしたら
近隣に建っている家が
新しい場合もあれば、
古い場合もあるのですが、
後者の場合、地震によって
建物が倒壊するリスクが
大なり小なりあるからです。
また、近隣に古い家が建っている場合、
「倒壊リスク」と共に
考えておいた方がいいリスクが
「火災リスク」です。
古い家の場合、
暖房機器に石油ストーブを
使っていることが多々あるし、
コンロも「IH」ではなく
「ガス」であることが多いでしょうしね。
実際、阪神淡路大震災の時は
真冬だったこともあって
ストーブが倒れたことをキッカケに
火災被害が拡大したようですしね。
さらに古い家がある場合は
「シロアリ」がそこから飛んでくる
かもしれないというリスクもあります。
(ついでにゴキブリもです)
ゆえ、まずは
こういったリスクがあることも
ご理解いただいた上で
土地選びをしていただければと思います。
浸水リスクがある場所や
古い家が近隣に建っている土地などは
そんなに悪くなさそうなのに
(むしろ良さそうに見えるのに)
相場よりも割安で
売られていることが多いのですが、
その裏にはそれなりの理由がある
ということですね。
✔️問題ない土地を割安で手に入れる方法
基本、土地に「掘り出し物はない」
と言われるくらい
土地の価格設定は良く出来ていて、
誰が見ても良さそうだなと思う土地は
それなりに高く価格が設定され、
誰が見てもイマイチだなと思う土地は、
それなりに安く価格が設定されています。
ゆえ、そんな中
希望するエリアで割安の土地を
手に入れていただくためには、
唯一「日当たりにこだわらない」こと
しかないのではないでしょうか。
同じ場所でも
南向きかそうじゃないかによって
大なり小なり価格設定は違うし、
日当たりが悪そうな
土地であればあるほど
間違いなく価格は
割安に設定されていますからね。
(そうしないと売れないし、
そもそも問い合わせもないからです)
たとえ土地そのものの
日当たりが悪かったとしても、
それを回避しつつ
家の中に光が届けられるようにさえ
間取りをつくることが出来れば
家の中は充分明るくなるし、
むしろこういった悪条件の中
出来上がる家の方が
デザイン・防犯・プライバシー面において
圧倒的に優れたお家になりやすいですしね。
これが「掘り出し物」が
なかなか見つからないと
言われている土地の中で、
唯一、割安な土地を
手に入れることが出来る
方法ではないでしょうか。
それでは、、、