土地と外構と設計と

シビアに資金計画をすれば

よほど自己資金をお持ちじゃない限り

大なり小なり

家づくりの予算を縮小した方がいい

という結果になるのですが、

そうなればその予算の中で出来る

家づくりをやるしかありません。

 

そして、その実現に向けて

土地・外構・家の3つの項目全てを

縮小していくわけですが、

これを実行していくために

まずは合理的な考え方を

身に付けていただかなければいけません。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

では、予算を縮小しながら

土地を購入する方法についてから

お伝えしていこうと思いますが、

これを実現するためには

 

✔️不動産屋さんに任せない

 

ということがポイントとなってきます。

不動産屋さんに任せると

高い土地を購入することになる可能性が

高くなるからです。

 

誰もが良い家を建てるためには

「日当たりがいい土地」を

買わないといけないと思っていますが、

不動産屋さんもまた

あなたと同じように

日当たりが良い土地じゃないと

良い家が建たないと考えているため、

予算よりも日当たりを重要視して

土地を提案してくるからです。

 

誰もが良いと考える土地は需要も高く、

将来、売ることになった場合も

売れやすいというところも

不動産屋さんからすると

非常にポイントが高いところ

でしょうしね。

 

そんなわけで不動産屋さんと

二人三脚で土地探しをすると

予算を大幅に超えた土地を

選んでしまう可能性が高くなる

というわけです。

 

そして、その結果

不動産屋さんに支払う仲介手数料は

土地の価格に連動する

仕組みになっているので、

土地価格に連動して

仲介手数料も高くなるし、

土地の固定資産評価が高くなれば

その分登記をする際に必要となる

登録免許税も高くなるというわけです。

 

✔️日当たりの良し悪しは気にしない

 

土地予算を縮小するためには

「日当たりにこだわらない」ことが

最重要ポイントとなってきます。

こうするだけで同じ場所でも

ずいぶんと土地価格が抑えられるし、

かつ仲介手数料の金額も

土地代ほどではないにせよ

抑えることが出来ますからね。

 

また、日当たりが良い土地は

人気が高いことから、

値引き交渉の余地は全くない

といっても過言ではありませんが、

日当たりが良くない土地になると

途端に人気が落ちることから

値引き交渉の余地が生まれます。

 

結果、交渉が功を奏すれば

さらに予算縮小につながるし、

仲介手数料の縮小にもつながります。

 

ゆえ、土地探しでは

「土地の日当たり」は気にせず

選ぶようにしていただければと思います。

 

日当たりが悪い場合でも、

ここから生じる問題の全てが

設計によって解決出来ますからね。

 

そして、日当たりにこだわらなければ

「外構工事」にかかる

予算の縮小にもつながります。

 

日当たりが良い南向きの土地だと

家の中が丸見えにならない工夫、

(=プライバシーを担保する工夫)

敷地に入られにくくする工夫、

例外なくこの2つが必要となり

これらに余分なコストを

かけざるを得ないのに対し、

これらの工事が抑えられる土地を選べば

外構工事のコストが縮小出来るからです。

 

というわけなので、

土地探しをする際には

「闇雲に南向きにこだわらない」

「日当たりの良し悪しだけで決めない」

ということを覚えて

おいていただけれればと思います。

 

では次回は

土地価格が上がるもう1つの要因と

その対策について

お伝えしていきたいと思います。

 

それでは、、、

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。