「明るく開放感あふれる家にしたい」
そんな思いを抱きながら
誰もが家を建てると思いますが、
窓から感じられる抜け感を
カーテンによって殺してしまうと
開放感が半減してしまうと同時に、
窓から差し込む光を
遮ってしまうことによって
家の中が薄暗くなり日中でさえも
照明が必要な住まいになります。
ゆえ、
「いかに人目を気にしなくていい
住まいにすることが出来るか?」
これが明るさと開放感の実現には
欠かせない大切な要素となります。
おはようございます。
SIMPLE Inc.高根です。
というわけで今回は、
これを実現する
現実的な2つの方法について
お伝えしていきたいと思います。
土地の周囲環境や広さによって
どちらが適しているのかは
違ってくるので
ご自身が気になっている土地を
想像しながら
ご覧いただけたらと思います。
✔️外構工事でプライバシーを担保
1つ目の方法は
「外構工事による
プライバシーの担保」です。
敷地境界や必要な場所に応じて
完全ガードの目隠しや塀をしたり
植栽で視線が入る隙間をなくす、
という感じですね。
南向きで部屋をつくり
南向きの窓を好む方は、
南向きの土地を購入される可能性が
ずいぶんと高いと思いますが、
この概念のもと出来上がった家は
外構工事によって
プライバシーを担保しなければ
カーテンが開けられない家に
なってしまうのは
既に建っている数多くの家が
実証済みなので
これもセットで考えていただくのが
最良の方法だと考えています。
そしてこの方法を講じるためには
資金計画の時点で
外構工事に予算をたっぷり取る
という意識が必要となります。
建築会社からすると
外構工事にたっぷりと
予算を取ってしまうと
その分、肝心な建築工事予算を
減らさざるを得なくなるため、
どうしても外構予算を
少なめに見積もろうと
してしまうからです。
ゆえ、この工事を
そつなくやり遂げるためには
外構予算に少なくとも300万円、
欲を言えば400万円ほど
取っていただいた方がいい
のではないかと考えています。
もちろん、外構費用も
土地の広さや周囲の環境によって
けっこう違ってくるので
坪あたりの目安としては
土地面積(坪数)×5〜6万円あたり
といったところでしょうか。
✔️「中庭」という選択
もう1つの方法は
「中庭」をつくるということです。
「庭」を家の外につくるのではなく
家の中につくるということですね。
家の中に庭(=外)をつくると
そこは周囲の視線に
さらされることがないため、
カーテンによる視線の遮断を
行う必要がなくなります。
そして、
カーテンがない窓からは
天空からの光が
たっぷりと室内に注がれます。
(夜は月の光が注がれます)
また、
カーテンがいらない窓からは
外が抜けて見えるため
視線にも奥行きが生まれます。
視線を斜め上にすれば
日中は青空が、夜は星空が
視界全体に広がりますしね。
加えて、
窓を心置き無く開けておけるため
とっても風通しが良い
住まいになるでしょうしね。
この選択は
前者の選択に比べて
建築費は多少上がってしまうものの
外構工事の予算を
大幅に圧縮してくれるため、
建築費と外構費の合計額を
前者の場合よりも確実に抑えられる
という利点を持っています。
かつ、前回お伝えしたように
土地面積もかなり圧縮出来る分、
土地価格もかなり抑えられます。
「家づくりにかかる総額を抑えながら
明るく開放的で風通しが良い住まいを
手に入れることが出来る」
これもまた
「中庭」がもたらす大きな恩恵なので
これを実現した住まいを
一度見たみたい方は、
ぜひ弊社のモデルハウスを
見にきていただければと思います。
それでは、、、