複雑な家づくりを単純化するための方法

家づくりを

具体的に動き出すと決めた時

ファーストステップとして

やるべきことが予算設定ですが、

自分が建てたいと思っている家が

どのようなもので

それが一体いくらぐらいになるかが

いまいち理解出来ていなければ

適切な計画を立てることが出来ません。

 

適切な家の予算設定も出来ない上、

その家を建てるために

必要な土地の広さも分からないため、

土地の予算設定はもちろん

外構計画も曖昧なままでの

予算設定になってしまうからです。

 

それゆえ、資金計画では

家・土地・外構の予算設定を

精度高く行うために

どのような家にしたいのかと

どれくらいの広さに

なりそうなのかを

お話をお伺いしていきながら

明確にしていきます。

 

イメージとしては、

平屋にしたくて

それに必要な広さが27坪前後、

(中庭とポーチを入れると31坪前後)

希望する駐車スペースが3台としたら

弊社の場合、

家に必要な予算が2500万円、

(ウッドデッキ込みの価格)

必要な土地の広さが55坪〜60坪、

(土地価格は地域による)

外構に必要な予算を100万円、

(デッキ&目隠しなどが不要)

という計画を立てるという感じです。

 

そして、この予算配分が

自己資金と借入金を合わせた金額と

マッチしているのかを確認しつつ、

バランスが合っていない場合

どこを補正するのかを話し合う、

これが資金計画でやるべきことです。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

要するに資金計画とは

「なんとなく」とか

「みんなこれぐらい」という

ステレオタイプに基づいた

予算設定を行うものではなく、

建てる人の頭の中にある

ぼんやりとした計画や願望を

話し合いによって引き出しながら、

それを予算と照らし合わせて

現実的なものに

組み立てていくものである、

言い換えるなら

「複雑なものを単純化する」

ためのツールである

というわけですね。

 

複雑な状態のまま

(=不明瞭な状態のまま)

家づくりを進めていけば

不安によってストレスばかりが

募っていくのに対し、

単純化することが出来れば

(=明瞭な状態に出来れば)

不安が早期に解消され

安心して(=楽しんで)

家づくりが進められますしね。

 

そんなわけで弊社では

「資金計画」という打ち合わせを

かなり重要視している

というわけです。

 

そして、資金計画を行う上で

それなりに明確にしておきたいことが

冒頭でもお伝えしたように

「どのような家にしたいのか?」

「それがどれくらいの面積になるか?」

この2点というわけです。

 

というわけで

次回からはこの2点が

簡単に把握出来るようになる内容を

お伝えしていきたいと思います。

 

◯帖、◯坪、と言われても

いまいちピンとこないと思いますが、

これを知っていると広さが

一気に把握しやすくなるはずなので、

ぜひ参考にしてください!

 

それでは、、、

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。