理想の暮らしか理想の家か

おそらくインフレの波は

今後も続くことが予想され、

そうなれば

お金に対する考え方を否応なく

180度転換しないといけない

タイミングに来ているのが

まさに現在ではないでしょうか。

 

物価が上昇しないデフレ時は

無理にリスクを背負ってまでして

投資をする必要がなく、

現金で持っているか

銀行に預金していることが

最大の資産の防衛だったのに対し、

著しい速さで物価が上昇している

現在のようなインフレ時は

現金で持っているのはもちろん、

銀行に預金しているだけでは

資産が目減りしていくだけだからです。

 

そんなわけで

これからは「投資」という

選択肢を受け入れることこそが

最大の資産防衛になるのですが、

家という資産を手に入れながらも

物価の上昇率よりも

資産を上昇させるためには

どのようにすればいいのでしょうか。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

まず、家を建てるにあたり

可能な限りやっていただきたいことが

まとまったお金を手に入れることです。

 

まとまったお金があれば

これからの積立資金の頭金として

入れることが出来るからです。

 

今後もインフレとともに

株価が上がり続けていくのであれば、

少しでも安いうちに

多く買っている方が

上がり幅がより大きくなるからですね。

 

ゆえに

以前にもお伝えしたように

貯金や援助などがないのであれば、

期間限定でいいので

実家で暮らしていただくことで

全力で貯金をしていただくことを

オススメしています。

 

そして、

その上でやっていただきたいことが

毎月の積立資金を捻出することです。

もちろん、

生活費を切り詰め過ぎることなくです。

 

これをやってしまうと

なんのために頑張っているのやら・・

という気分になるだけですからね。

本末転倒な話です。

 

そんなわけで

家づくりと同時に

着手していただきたいことが

無駄な保険の見直し。

生保はもちろん

学資や医療に関しても、です。

 

そして同時に

家づくりにかけるコストも

出来るだけミニマムに

することをオススメしています。

インスタやyoutubeという

見栄や承認欲求を刺激するものに

囲まれて暮らしている中

これを行うことは

かなり大変なことですが・・

 

✔️子育てには想像以上にお金がかかる

 

家を建てるタイミングは

お子さんが生まれたばかりだったり

小さいことの方が多いと思うので、

先のことは想像つかないと思いますが、

生活費は子供の成長とともに

激増していきます。

 

誰かのインスタの投稿でも

毎月の支出合計が53万円だと

公表していましたが、

(このうち住宅ローンが12万円で

塾通いの子供が2人でした)

これだけの出費を

赤字を出さないようにするためには、

年間の給料が合算で

800万円は必要になってきます。

 

えっ?と

思われたかもしれませんが、

これは割と現実的な金額で

子育てしながら投資をするのは

なかなか大変なのが現実です。

 

ゆえに、

無駄な保険を見直すことに加え

出来るだけ家づくりにかける予算を

抑えていただいた方がいい

というわけです。

 

先程のご家庭は

住宅ローンの返済が12万円でしたが、

これを3万円削りつつ、

無駄な保険を見直せば

さらに2万円浮いてくるかもしれません。

(学資保険1万円×2人とか)

 

となると

5万円のゆとり資金が生まれるので

これを「NISA」に

積み立てていくことが出来ます。

 

例を挙げてみると、

360万円頭金があるなら

1年目は

NISAの成長枠に毎月20万円

(年間限度額240万円を使い切る)

つみたて枠に毎月10万円を入れる。

(年間限度額120万円を使い切る)

2年目以降は

つみたて枠の設定額を

毎月5万円ずつに変更する。

といった感じでしょうか。

 

これから迎える

インフレ社会の中では

物価上昇の影響を受けないように

資産を守っていくことが

非常に大事であり、

その最善策はインフレとともに

上昇していくであろう株式市場に

お金を預けることなのは

受け入れざるを得ない現実です。

 

ゆえに、

家を建てたことによって

子供たちや自分たちに

その皺寄せが来ないように

無理のない予算で家づくりを

していただければと思います。

 

予算を重視すれば

確実に皺寄せが家づくりに来ますが、

建てた後の暮らしも守る方が

はるかに大切なことなので、

注意深く考えるようにしてください!

 

それでは、、、

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。