適正品質と適正コスト

「そーいえば、パパ

あのヘアオイル買ったん?」

 

「買ったよー!

シホ(娘)の使わせてもらったら

いい感じにボリューム抑えれたし

髪の引っ掛かりも

気にならんかったけん

ソッコー買いに行ったんよ」

 

「あれ、安い割にええよなー!

前の高いやつよりも

全然いい感じなんよ。

きっとあれが高根家に

ピッタリなんじゃわ!」

 

髪が伸びると

髪の毛の痛みやキシキシ感、

そしてバサバサ感などが

気になるところ。

 

ましてや、老化によって

余計に髪質が悪くなって

きてるような気がするので、

シャンプーや

トリートメントはもちろん、

髪につけるものなんかも

色々と試してきていたんですが、

散々迷うこと約2年、

ようやくしっくり来るものに

出会うことが出来ました!

 

シャンプーと

トリートメントに関しても

美容室で売っている高いやつを

半年以上試してみたものの、

改善しているような感覚もない上に

やたらと抜け毛が

多いような気がしたので、

(抜け毛に敏感な年頃ですので・・)

ネットの口コミを参考にしながら

ものは試しと半値以下で買える

市販のものに変えてみたら、

抜け毛も減った上、

キシキシ感も減りましたしね。

 

そんなわけで

ここ最近は髪の毛に関して

ストレスフリーな日々を送っている

SIMPLE Inc.高根です。

 

と、まるで女の人か!

と言わんばかりの内容を

お伝えしてしまったわけですが、

今回お伝えしたい主旨としては

「高いものが必ずしも良い」

というわけではない

ということです。

 

現に、

ヘアオイルにしても

シャンプーにしても

トリートメントにしても

前に使っていたものの

半額以下であるにもかかわらず

こっちの方がしっくり

きているわけですしね。

 

ま、うちの家系が

良いものを受け付けないように

出来てしまっている

とも考えられますけどね(笑)

なんとも安上がりな家系ですね!

 

✔️コストと品質のバランス

 

先日、完成したお家を

プロのカメラマンさんに

撮影してもらっていた時、

「この家っていくらですか?」

と聞かれたので

正直に答えたところ

「えっ!?そんな値段で

出来るんですか?」

と驚かれました。

 

その理由は

他の工務店さんところに

撮影に行った時に、

「うち(=SIMPLE Inc.)の

家を建てるとしたら

どれくらいになりますか?」

と質問したところ、

僕が答えた価格と

ものすごく誤差があったから

らしいんですが、

ぶっちゃけたところ、

同じ家を建てるとしたら

そんなに差が開くことは

ないと思います。

 

原材料の仕入れコストにしても

職人さんの手間賃にしても

大きな差がないからです。

 

では、

なぜそんなに違いが出たのか?

 

それは設計に対する

考え方はもちろんありますが、

もう1つ考えられることが、

必要以上にこだわり過ぎている

ことではないかと思います。

 

要は、

ハイスペック(高品質)

で良いところを

他社との差別化を図りたいあまりに

オーバースペック(過剰品質)

にしてしまっている。

そしてそれがコストに跳ね返っている。

というわけですね。

 

もちろん

その違いにこだわる方には

そうしても全然いいと思うのですが、

それによって暮らしの質が

大きく変わるわけでもないのに、

それが暮らしを

脅かすかもしれないような

大きな負担になってしまうとしたら

それは考えもんだなというのが

個人的な意見です。

 

もちろん、

これはそれぞれの会社によって

考え方があるので

一概には言えないことですが。

 

とはいえ、個人的には

建ててからの暮らしに合わせて

提案することが

最も大事なことだと考えているので

その点も留意しながら

家づくりをしていただければ

と思います。

 

それでは、、、

 

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。