先日の金融政策決定会合で
利上げは行われなかったものの、
利上げはするべきだという意見が
日銀メンバーの2人からあがっており
年内利上げの可能性を警戒したこと、
そして日銀が保有している
日本株のETFを売却していく
方向を示唆したことから
日経平均株価が
一時急落しましたが、
個人的には日経平均株価は
近いうちに5万円を突破して
さらに上がっていくと考えています。
理由は、
日本人の現預金保有比率が下がり
その分、株や投資信託への
資産配分割合が上がっている
というデータが示されたこと。
かつ、2026年度の税制改正で
NISA制度がさらに良くなり
より幅広い年齢層で
投資が活発に行われるようになる
可能性が高くなること、です。
そんなわけで
NISAを利用しつつの
長期積立投資においては、
セオリー通りの
米国インデックスファンド
一択だけにするのではなく、
日経平均株価に連動する
日本株のインデックスファンドも
選択肢の中に入れた方がいいと
個人的に思っているのですが
どう思われますかね??
おはようございます!
SIMPLE Inc.高根です。
前回の記事でも
同じようなことをお伝えしましたが、
これから家を建てるとなれば
NISAを利用しつつの
長期積立投資は外すことが出来ない
必須項目であることは
もはや言うまでもありません。
そして
インフレの波に乗じて
日経平均が上がっていくとしたら、
それに連動して金利も
それなりのところまで上がる
と仮定しておいた方がいいことから、
長期積立とは別に
繰上げ返済資金を
貯金していけるように
資金計画を立てることもまた
必須項目であると考えています。
この2つが同時に出来れば
住宅ローン選びの際に
単純に金利が安い「変動金利」を
選択しやすくなるという
メリットも生まれるからです。
逆に言うと、
長期積立投資をする余力もない・・
繰上げ返済資金を貯める余裕もない・・
この状態で「変動金利」を
選択することは
これからのことを考えると
危険極まりないとも言える
というわけですね。
✔️「飼い殺し」になるリスク
変動金利には
2つのルールがあり、
このルールのおかげで
金利が上がったとしても
すぐに返済が苦しくなりません。
1つが
半年ごとに金利が見直されるものの
金利が上がったとしても
5年間は返済額は一定のままである
ということ。
(元本と利息の割合が変わるだけです)
そしてもう1つが
5年後に返済額が見直しになるのですが、
その際もどれだけ金利が上がっていても
現在の返済の1.25倍以上にはならない
ということ、です。
この2つのルールのおかげで
今後金利が上がったとて
返済が厳しくなるということは
ほぼほぼないのですが、
(収入が減るとか出費が増える方が
返済が厳しくなる原因になります)
現実を直視すると
本来払うはずの利息を
後ろ倒しにしていっていたり、
元本が減りにくくなっているわけなので
端的に申し上げると
単純に問題を先送りしているだけ
ということになります。
ゆえに、
変動金利を選ばれる方は
この点をよくご理解いただいた上で
選択するようにしてください。
借り換えという選択肢だって
そんな簡単に出来ることでも
ありませんしね。
✔️金利以外にも着目すること
もし変動金利を選びたい
とお考えであれば、
ここ徳島においては
四国銀行さん一択になります。
ネットバンクより金利が安いからです。
ただし、
金利が安いということは
それだけ銀行は
リスクを背負うことになるので、
審査が厳しくなるのは
間違いありません。
かつ、
各々の信用情報によって決まる
保証料率に差が生じるのも
覚えておいてください。
預貯金が多く信用の高い方は
(勤務先・勤務年数・収入など)
保証料が最下限でいけるのに対し、
預貯金が少なく信用の低い方は
ずいぶんと高い保証料が
必要になるかもしれません。
また、
変動金利の場合は
保証料や事務手数料とは別に
10年固定では必要がない
融資手数料も必要になります。
この金額は借入額の2.2%なので
4500万円借りる方は
さらに100万円借入が増える
ということですね。
家づくりでは
以上を踏まえながら
住宅ローン選びと
資金計画を行うことを
心がけていただければと思います。
それでは、、、