足りないぐらいが丁度いい?

貧乏性のせいか

ビュッフェに行くと

ついつい取り過ぎてしまい、

食べ切れず残してしまうという

行儀の悪いことを

この歳になっても

未だやってしまいます・・・

 

もちろん

残してしまった後は

次は気をつけるぞと

一応反省はするんですが、

いざビュッフェにのぞむとなると

あれも食べたい

これも食べたいという欲求と、

ご馳走を目の前にして

お腹がぐーぐーなっている状況から

同じ過ちを繰り返してしまう

といったところです。

 

先日(といっても8月ですが)も

娘の用事で県外に

泊まりで行ったんですが、

冷静に食べたいものを厳選して

適度に取ってくる娘に対し、

「えっ?そんなに食べれるん?」

と娘に指摘されるほど

お皿いっぱいに盛ってくる父。

 

そして、

結局食べ切れず

「そら言わんこっちゃない」

と呆れられる始末でした。。

一体どっちが人生の先輩やら・・

という感じですよね(笑)

 

おはようございます!

SIMPLE Inc.高根です。

 

と、

お恥ずかしい話から

始まった本日のブログですが、

家づくりにおいても

この話に比較的近いことが

起こりやすいのが

「収納」ではないでしょうか。

 

間取り図上では

たくさん作ってもらったものの

いざ細かく打ち合わせしていくと

「あれっ?こんなにいらんかも?」

となりやすいのが

この収納というわけですね。

 

ま、そもそも

自分が持っているものの分量を

正確に把握することが難しい上、

今後どれだけ増えていくのかも

想像がつきにくいがゆえに、

適切な答えを見つけ出すのが

非常に難しいので

仕方ないんですけどね!

 

✔️2Dで見る世界と3D で見る世界

 

2Dである間取り図を

ただ見ているだけだと

収納がものすごく

少なく感じてしまいますが、

契約後、詳細打ち合わせに入り

2D ではなく3D(立体的)で

棚を考えていくとなると

逆に収納がたくさんあると

感じるようになります。

 

例えば、

1帖という収納は

2D(間取り図)で見ると

とっても小さい収納に

感じられると思います。

 

言い換えるなら

「どれびゃーも置けんのちゃうか」と。

 

しかし、

これを3D(立体的)に描いてみると

全く見え方が違ってきます↓

こちらはキッチン横に作った

約1帖のパントリーですが、

こうやって棚の奥行きや高さを

一つ一つ決めていくと

「あれっ?思ったより

全然置けるし広いやん!」

となります。

 

片面は

横幅78cmの棚が4枚あるので

床面も合わせると5段になり

合計3m90cm分

物が置けるということになり、

もう片面は

横幅78cmの棚が5枚あるので

床面も合わせると6段になり

合計4m68cm分

物が置けるということになり、

結果、この1帖だけで

合計8m58cm分も

物が置けるというわけですね。

 

数字でご説明するよりも

こうやって立体の図面で

見ていただく方が

より分かりやすいですよね!

 

このように収納は

床の広さではなく

壁の広さで考えていくことが

鉄則なのですが、

これを事前に知ることが出来れば

大なり小なり家のコストを

抑えることが出来るようになります。

 

不用意に収納によって

床面積を増やすことが

なくなるからです。

 

というわけなので、

冒頭の食べ物取り過ぎのたとえは

こじつけでちょっと違うやろ!

って感じですが(笑)

コストに直結する家づくりでは

無駄を量産しないためにも

こういった知識を身につけて

おいていただければと思います。

 

それでは、、、

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。