60歳で引退して
現在は悠々自適に暮らしている方と
先日お会いして
(お世話になっていた社長さんです)
色々なお話を
聞かせていただいたんですが、
中でも興味深かったのは
その方がお世話になっていた
もっと先輩方のお話です。
というのも、
その先輩方というのは
75歳ぐらいまで前線に立って
バリバリ仕事をしていた方たちで
軽く億を超える資産を
お持ちらしいんですが、
如何せん引退時期が遅過ぎたこと
そして仕事ばかりして
全く体を鍛えてなかったために
今や歩くのもままならない状態らしく
「楽しくないし、全く幸せじゃない」
とおっしゃっていたようです。
つまり、
どれだけお金があっても
健康じゃなければ
なんの意味もない・・・
というお話だったんですが、
このお話を聞きながら思ったことが
この逆パターンもまた
それはそれでかなりキツい
ということです。
どれだけ健康であっても
充分なお金がないとなると
なんにも出来ませんからね・・・
しかも年金と資産の切り崩しで
暮らすのが難しいとなると
泣く泣く働き続けるしか
ありませんしね・・・
そして、この状態は
冗談抜きで
家づくりのやり方によっては
必然的に引き起こってしまうので
本当に家づくりは
供給サイドの方が
よく考えて提案する必要がある
と考えています。
おはようございます!
SIMPLE Inc.高根です。
というわけで、
家づくりというのは
「人生の岐路となる」
と言っても過言ではないので、
間違った買い物をしないためにも
マストにしていただきたいことを
今回はお伝えさせていただきます。
✔️肝は金融リテラシー
失われた30年を乗り越え
2023年から日本は
正式にインフレに突入しましたが、
悲しいかな金融リテラシー(知識)が
身についていない人たちが
取り残されていくことになるのが
インフレという世界線です。
例えば、
貯金は銀行にしておくのが
一番いいという考え方。
確かに
銀行にお金を預けておけば
0.2%の金利がつくので
その分お金は増えていくのですが、
一方でインフレ率(物価上昇率)が
2.7%だとしたら
実際のところは
毎年2.5%ずつお金が減っていく
ということになります。
つまり
名目金利は0.2%だけども
インフレ率が2.7%あるので
実質金利は▲2.5%というわけですね。
ゆえに、
貯金=銀行預金ではなく
インフレ率以上に
お金が増えるところに
お金を預けていかないといけません。
ではどうすればいいのか?というと、
これは株式市場にお金を投じることが
最良の選択ということになります。
インフレによって
物価が上がっているということは
それに伴って
企業の業績も上がっていく
ということであり、
そうなれば株価も
必然的に上昇していくというのが
自然の流れだからです。
そんなわけで
インフレの世界の中では
株式市場に資金が投じれるように
毎月必要なだけ
捻出していく必要があります。
そして時間を味方につけて
資産を増やしていきます。
そして、これからずっと
共働きで働き続けるとしたら、
リタイア後
悠々自適に暮らしていくために
年金だけで不足するであろう額は
2000万円ぐらいだと思うので、
預けたお金が
2倍になると仮定したら
その半分の1000万円を
出来れば60歳までに
積み立てておきたいところです。
仮に年齢が30歳だとしたら
30年あるので毎月27,777円。
仮に年齢が35歳だとしたら
25年あるので毎月33,333円。
仮に年齢が40歳だとしたら
20年あるので毎月41,666円。
という感じですかね。
ゆえに、
これから家を建てるにしても
自分の年齢に応じて
しっかり積み立てがしていける
余力を残しながら
資金計画を行って
いただければと思います。
それでは、、、
