収納を豊富にする知識

老化に抗うために

年始から始めたジム通いも

ようやく習慣化し、

(行かないとソワソワします)

おかげさまで通い出してから

スッカリ風邪をひくことも

なくなりました!

 

また、筋トレに関しても

甘々なこともあってか

心折れることなく

励めているのですが

スタッフさん曰く、

筋トレというものは

正しいやり方で出来ているか否かで

どうやら大きな差が

生まれるみたいです。

 

もちろん、

僕自身も大して研究もせず

やっていたので

「やり方が悪い」と

徹底指導されましたし(汗)

すすめられるがままに

懸垂用に購入したグローブも

指摘されるまでずっと

装着の仕方を間違えたまま

使っていて

「そんな使い方では

筋肉つけなあかんところに

つきませんよ」なんて

冷たく言われましたしね(涙)

 

ま、そんなこんなもあって

ようやくまともにトレーニングが

出来ていると思うのですが(多分)

ホントなにをやるにしても

めんどくさがらずに

最初に正しいやり方を

覚えないといけませんよね。

 

トレーニングのように

途中で修正出来ることならまだしも

絶対に失敗が許されないようなこと

だとしたらなおのこと、です。

 

おはようございます!

SIMPLE Inc.高根です。

 

というわけで今回は、

失敗が許されない家づくりで

後悔を引き起こしかねない

「収納」に対する

間違った認識について

お伝えしたいと思います。

 

今回のお話は

コストや使いやすさに

直結する大事なことなので

ぜひ覚えていただき

間取り作成に活かしてください。

 

✔️収納の間違った認識

 

収納の目安を

床面積比率で話す方がいますが、

収納のポテンシャルは

「床面積」ではなく

「壁面積」に左右されるため

目を向けるべきは

「床」ではなく「壁」です。

 

事実、

奥行き、間口とも91cmの収納と

奥行きが2分の1(45.5cm)で

間口が2倍(182cm)の収納は

床面積は全く同じですが、

後者の収納の方が

2倍ものを置くことが出来ます。

 

仮に

ここに4段の棚を作成した場合

前者は91cm×4段=364cm

なのに対し、

後者は182cm×4段=728cm

になるからです。

 

もちろん

前者の場合は奥行きが深いため

手前に陳列すれば

同量のものが置けるわけですが、

そうなると奥のものが

取り出しにくくなるし、

管理もしにくくなります。

 

ゆえに

収納づくりにおいては

管理のしやすさという観点からも

床ではなく壁にフォーカスして

考えるのが基本となります。

 

そして

この考えを応用すると

グルグルと回遊出来る

通り抜け動線の中に

収納を巻き込むのは

賢明な選択ではないということが

お分かりいただけると思います。

 

通り抜けるということは

通路をつくるということであり、

通路をつくるということは

壁が使えなくなる

ということだからです。

 

3帖のクローゼットだと

全壁面を使うことが出来れば

最大6.2mもの棚をつくることが

出来るのに対し、

ここに通路をつくってしまうと

使える壁面が2.7mまで

減ってしまいますからね。

 

というわけで

収納に関しては

この考え方を知っておいて

いただければと思います。

 

床ではなく

壁にフォーカス出来れば

不用意に床面積を

広げる必要がなくなり、

その分コストを抑えることが

出来ますしね!

 

この他

採光に関することや

土地選びに関することも

知らない間に間違った認識が

頭の中に刻み込まれて

しまってたりするんですが、

それらについては

また追々お伝えしていきますね。

 

それでは、、、

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。