コスパとそこに潜むリスク

12月に行われた

短期金利の利上げと

ここ最近の異常なまでの

長期金利上昇の影響によって

2月は変動・固定ともに

金利が上がることになりますが、

金利が上がれば

それに伴って

返済負担が上がることから

少しでも借入額を抑える

手立てを打ちたいところです。

 

というわけで

「家づくりの予算を減らす」

ことが現実的な手段として

考えられるわけですが、

(もう1つの方法である

自己資金を増やすことは

親御さんからの資金援助が

期待出来る方限定になるので

ここでは割愛しておきます)

これを実行するためには

「家をコンパクトにすること」が

必要不可欠となってきます。

 

おはようございます!

SIMPLE Inc.高根です。

 

では今回は

家をコンパクトにする上で

取り組みたい4つのことと

家をコンパクトにする上での

注意点について

お伝えしたいと思いますが、

まず取り組みたいことが

「廊下」をゼロにすることです。

 

プライバシーや音の問題を

解消するために

「絶対に廊下が必要だ!」

という意見もあると思いますが、

廊下は「ただ通るだけ」の

機能しか持たないことから

最優先でカットしていい場所だと

弊社では考えているからです。

 

もちろん

土地の環境によっては

廊下が出来ることもあるので

必ずしも実行出来るとは

言い切れないんですけどね。

(ロの字型の間取りが最適な場合、

必然的に廊下が出来るからです)

 

続いての

取り組みたいポイントが

「各居室の広さ」です。

寝室や子供部屋ですね。

 

この広さに関しては

建築費が高騰する前(=コロナ前)

に比べるとワンサイズ

小さくなっていると思うので↓

「寝室」

(以前)10帖→(現在)6帖

「子供部屋」

(以前)6帖→(現在)4.5帖

そこまでメスを入れるのが

難しいかもしれませんが、

朝起きてすぐリビングに来て

寝る寸前までリビングで過ごすのが

当たり前になった現在、

「ただ寝るだけ」の居室は

最小限にするのが

コスト的に考えると

適切であるという認識を

お持ちいただけると助かります。

 

3つ目に

取り組みたいポイントは

「リビングダイニングキッチン」

の広さです。

 

部屋を狭くするのは

ここで過ごす時間が

長くなったからなんだったら

ここは広くしたほうがいいだろ!

と思われるでしょうが、

ここでお伝えしたいのは

広さにも「適度」というものが

あるということです。

 

リビングダイニングキッチンとて

開放感を求めるあまり

闇雲に広げてしまうと

その分コストアップの

要因になりますからね。

 

16帖あれば

充分ゆったりしているのに

これを24帖にしたいとなると

8帖(=4坪)面積アップになり

これだけで300万円以上も

コストアップすることになるので、

コストとのバランスを考えると

このスペースもまた

「適度が一番」ということを

ご留意いただけると助かります。

 

そして最後に

取り組みたいポイントが

「収納」です。

 

ここもまたリビング同様に

反論が起こりやすい場所ですが、

収納の容量というものは

「床面積」ではなく

「壁面積」に連動するため、

単純に床面積を広げればいい

というものでもありません。

 

ゆえに

間取りで収納を見る際は

床の広さではなく

壁の長さを意識しながら

見ることが重要なのが1点。

 

そして

これを応用すると、

流行りの通り抜け動線や

ぐるぐる回れる回遊動線は

壁量を減らすと同時に

無駄な廊下を

量産しかねないことから

本当に必要かどうかを

熟考していただければと思います。

 

✔️コンパクト化の懸念点

 

以上の4つをご留意いただけると

家のコストを

最小限に抑えやすくなるのですが、

反面、設計が悪いと

みすぼらしい家になりやすい

(言い方が悪くてすみません・・)

というリスクがあるもの事実です。

 

ゆえに、

コンパクト化するにあたっては

視覚的に空間が広く見える工夫が

必要不可欠になってきます。

具体的には抜け感、

奥行きと天井高のバランス、

光の陰影などに配慮する

ということですね。

 

もちろんこれは

設計側が配慮することであるため

こちら側の話にはなるのですが、

これが出来るか出来ないかで

家の出来栄えが

大きく違ってくるので、

コストとのバランスを取りながら

家づくりをするということは

ここが争点になることも

覚えておいてください!

 

それでは、、、

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。