現実的な予算で外構を仕上げる方法

外構工事とは

家づくりの最後に行う

建物とその周辺の環境を整える

仕上げ的存在の大切な工事ですが、

この工事は建てる家や土地の状態によって

予算(価格)に大きな差が生じるので

それらに合わせた予算確保が

素敵な住まい完成の

鍵を握ることになります。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

例えば、必要以上に広く

土地を購入してしまった場合、

敷地にずいぶんと

余白が生じることになりますが、

そうなれば草抜きに手間がかかるため

出来るだけコンクリートを打って

草が生えないようにしたい・・

と誰もがお考えになると思います。

 

しかし、コンクリート打設は

砂利で仕上げる場合や

真砂土・芝などで

仕上げる場合に比べて

ざっと4倍ほどかかるので

その面積が広がれば広がるほど

経済的負担は上がっていきます。

 

また、ウッドデッキ工事は

通常建築工事ではなく

外構工事の中に含まれる工事ですが、

この工事に関しても

ただウッドデッキをつくるだけでは

通常周囲から丸見えになるため

デッキを使いやすくするためには

同時にデッキ部分

もしくは境界の塀部分に

目隠しフェンス工事も必要となります。

 

そして、そうなると

当然フェンス分のコストが

余分に必要となるのですが、

それだけでデッキの2〜3倍の

コストが別途で必要となってきます。

 

このように外構工事では、

なにか欠点をカバーしようと思れば

その分コストが嵩んでいくことになり、

結果、想定より数百万円

予算がはみ出る可能性を

大いに含んでいるので、

この負担増を防ぐためには

最初からこれらを想定した上で

十分な予算を確保しておくか、

そもそもそうならないような

土地選びと家づくりを

行わなければなりません。

 

つまり、予算を増やさないまま

前者を選択するとしたら

外構工事の予算を確保するために

建築工事の予算を削らざるを得ない

というわけですね。

 

建築工事予算と外構工事予算を

合わせた予算が3000万円だとしたら、

建築工事予算を2900万円

外構工事予算を100万円

で考えるのではなく、

予め建築工事予算を2600万円

外構工事予算を400万円で

考えておいた方がいい

という感じです。

 

✔️外構工事をミニマムに抑える方法

 

一方、後者を選択する場合、

つまり外構費用をミニマムにしつつ

同時に維持管理の手間も

ミニマムにしたいとお考えの方は

そもそも外構工事を

それほど必要としない家を

建てることをオススメします。

 

例えば、

目隠しや塀が必要となる理由は

周囲からの視線を防ぎたいからと

(プライバシーの担保)

敷地に侵入されにくくしたいからですが、

(セキュリティの担保)

そもそもこの2点を

気にしなくていい家にしておけば

これらの工事を丸々カット出来ます。

 

かつ、外観が美しい家にすれば

外構で装飾する必要がなくなるので

なおのこと工事がカット出来ますしね。

 

また、

敷地に無駄な余白をつくらないことが

外構予算を抑えるもう1つの手段ですが、

そのためには必要最小限の土地にすること

かつ、敷地に出来る余白を

最小限にしながら家を建てること、

この2つを意識しながら

土地選びから行っていきます。

 

これら2点を意識しながら

家づくりを行えば、

外構予算はもちろん土地予算も

確実に抑えることが出来ます。

面積が小さくなる分、

価格が安くなるからです。

 

イメージとしては

外構予算で2〜300万円カット出来て

土地予算で2〜300万円カット出来れば

合わせて4〜600万円カット出来る

という感じでしょうか。

 

かつ、家のコストも

無駄を省くことで抑えられれば

さらに経済的負担が抑えられますしね。

 

弊社ではこのような

家づくりを行なっているので、

ぜひぜひ土地選びから

ご相談いただければと思います。

建てる家にフィットした土地選びから

サポートさせていただきますので。

 

それでは、、、

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。