どことも比較せず
1社だけで決めてしまうと
色んな意味で
後悔の原因になりかねないことから
数社で比較することは
大事なことだと思いますが、
家電や家具、建売といった
すでに現物があるものには
この理論は当てはまるものの、
0からつくり上げていく
注文住宅において
「価格」を比較する場合
この理論は「性善説」という
大前提が成り立っていない限り
正味の話
ほぼ意味がないと思われます。
価格の比較をする場合、
比較する側にも
相応の知識が必要であることから、
専門的な知識をそれなりに要する
家づくりにおいて
専門じゃない人がこれをやるのは
非常に難しいのもありますしね。
おはようございます!
SIMPLE Inc.高根です。
実際、直近であったのは
同じくらいの面積の場合、
使う材料がそう違わなければ
実はどこの会社でも金額に
そこまで大きな差が出ないのが
一般的であるにもかかわらず、
なぜか目を疑うほどの大きな差が・・
さすがにおかしいと思って
見積もりを見させていただくと
いくつもの落とし穴が
そこには存在していました。
まず中庭に施工する
タイルデッキの見積もりが
なぜか100万円以上違っている・・
(8帖の中庭です)
なぜ???
これは仕上げ方に
大きな違いがありました。
デッキとなれば
部屋の床と同じ高さで
仕上げるのが通常ですが
そうすると材料が高くなるからか
コストを大幅に抑えるために
30cm以上段差がある仕上げに。
これでは
イメージしていた中庭とは
全く別物が仕上がってしまうため、
契約後まで気が付けなかった場合
このために100万円以上の
追加金を支払うことになります。
続いて
大きな違いがあったのは
外壁の仕上げ。
望まれていた仕上げは
左官屋さんによる塗り壁。
いわゆる「ジョリパッド」
というやつですが
えらい金額が安いなと思ったら
なぜか普通のサイディングに
なっているではありませんか!?
これだけで
ざっと80万円ほどの
金額差が生まれていましたが、
専門知識がないお客様は
そこにも気づいてなかったため、
後から気付いた場合
さらに追加で80万円を支払うか
泣き寝入りするかの
(=サイディングのままいくか)
選択を強いられることになります。
また、床材に関しても
お客様が希望されたいたのは
無垢のフローリング
であるにもかかわらず、
なぜか無垢のフローリングではなく
無垢風のフロア合板での見積もり。
これまた
ざっと50万円ほどの
価格差が生まれていたのですが、
これまた後から気付くとなると
50万円の追加費用を支払うか
泣き寝入りするかの
(=フロア合板のままいくか)
選択を強いられることになります。
いかがですか?
わずか3つの製品の違いだけで
とんでもない価格差があることが
お分かりいただけたのでは
ないでしょうか?
そして結論としては
これらを同じ土俵で考えてみると
安い見積もりを出していた方が
実はだいぶと高かった
ということになりました。
このように相見積もりというのは
出す側みんなが
「性善説」に基づいて出さない限り
きちんと比較出来ないもの。
残念ながらこれが現実です。
ゆえに
建築費が上がった現在
価格というものが
これまで以上に大事に
なっているのは分かりますが、
単純に目先の金額だけで
判断しないよう注意深く
家づくりを行って
いただければと思います。
「後から大幅追加」
これが迎える結末は
これしかありませんからね。
それでは、、、
