変化する経済事情

激化する米中対立によって

今後、日本経済は良くなるのではないか?

と言われ始めています。

 

実際、日経平均株価は

バブル以降で最高値を更新し、

その勢いは衰えるどころか

まだまだ上昇しそうだし、

今後ますます需要が増えるであろう

半導体の製造工場も

中国の侵攻が危ぶまれる台湾から

日本へと急ピッチで移り始めているので、

これも日本経済にとっては

かなりな追い風となるでしょうしね。

 

そんなわけで、

「失われた30年」と呼ばれ続けた

これまでとは打って変わって、

これから日本は景気が良くなる可能性が

一気に上がってきたのではないか?

と考えている今日この頃です。

 

株がこれまでのラインを大きく飛び越して

上がり始めているということは、

これから先、日本経済が良くなる

ということを織り込み始めている

ということだし、

現在の円安状態を

米国が容認してくれていることも

日本経済が良くなる

大きな要因となりますしね。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

というわけで今回は、

この状況を踏まえた上で

これから家を建てる方は

住宅ローンをどう考えればいいのか?

についてお伝えしていきたいと思います。

 

✔️価値観の転換

 

日本経済は、バブル崩壊以降

約30年あまり低空飛行を続けてきたため、

今後も経済は良くならず、

結果、金利の上昇もまずないだろう

と巷では言われているし、

円安の影響による物価上昇のせいで

目先の生活は苦しくなっているのに対し、

所得はと言うと、

全くと言っていい程上がっていないため

経済が良くなりそうなイメージなんか

これっぽっちも出来ないと思います。

 

ですが、

地政学的な動きに目を向けてみると、

明らかに世界の情勢は

確実に変化しつつあるため、

これまでの考え方や価値観を

転換するタイミングに

来たんじゃないかと

個人的には考えています。

 

これまでの約30年は、

世界の覇権国である米国の

制裁の矛先が日本だったのに対し、

現在はその矛先が中国に移り、

日本はその協力を求められている

という状況に変わりつつあるからです。

 

ゆえ、ここから先は

経済は上向きになると考えた方がいいし、

これから家を建てる方は、

その前提で住宅ローン商品の

選択をした方がいいと考えています。

 

✔️変化に備える

 

住宅ローンには

「変動型」と「固定型』があり、

低空飛行が継続している今の状況では、

金利が割高となる「固定型」よりも

金利が割安な「変動型」を選んだ方が

結果的には利息の支払いが

少なくなる可能性が高いかもしれませんが、

その場合でも、

世界情勢の流れが変わりつつあるので、

いつでも変化に対応出来るように

しておくべきだと思います。

 

つまり、金利が上がる可能性が

高くなってきているため、

そうなった時に備えて

計画的に貯蓄をしていくことが大事だ

ということです。

 

貯蓄さえしておけば、

金利が上がることによって

返済負担が大幅に上がったとしても

返済負担が上がらないように

繰上げ返済によって

元本を減らすことが出来るからです。

 

また、計画的な貯蓄が

難しそうなのであれば、

利息を多く払う可能性はあるものの

固定型の住宅ローンを選んでおくのも

決して悪くない選択肢だと思います。

 

経済が成長すれば、

変動型の金利が現在の固定型の金利より

高くなる可能性だって

充分考えられますからね。

 

ただし、

固定型の住宅ローンを選ぶ場合は、

変動型よりも金利が高いため

返済負担を上げたくない場合は、

借入額を少なくしないといけないし、

さらに固定型の住宅ローンは

変動型よりも初期費用が余分にかかるため

さらに土地や家にかけられる

予算が減ってしまう

というデメリットがあります。

 

なので、

これまでが金利が上がってないから

今後も上がることはないだろうと

安易に考えるのではなく、

これらのことを加味した上で

どちらの方が自分たちにとって

良さそうなのかを

ご判断いただければと思います。

 

ま、とはいえ

わずか0.3%前後という

現在の変動金利の水準は

非常に魅力的な安さですけどね。。

 

それでは、、、

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。