資金計画の第3段階

総予算を算出し

そこからもろもろの経費を引けば、

土地、家、外構にかけられる

トータル予算が出るわけですが、

ここからの振り分けに関しては、

あなたがどんな家を建てたいのかや

どこに住みたいかによって

全く違ってきます。

 

例えば、土地の価格が

500万円の地域と1000万円の地域とでは、

単純に家と外構にかけられる予算が

500万円違ってくるし、

家の面積が30坪の方と40坪の方では

家の価格が500万円ほど違ってくるため。

土地にかけられる予算が

500万円違ってくることになります。

 

ゆえ、住みたいとお考えの地域や

どんな家にしたいのか

などを考慮しながら、

土地、家、外構それぞれに

予算を振り分けていくという

作業を行っていきます。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

では、仮に総予算が3800万円で

もろもろの経費が300万円だと仮定して、

残りの3500万円を土地、家、外構に

それぞれ振り分けするとなった場合、

弊社ではどのようにしているのかについて

お伝えしていきたいと思います。

 

✔️予算の振り分け方法

 

予算を振り分けるにあたって

最初にお聞きすることが

「どんな家を建てたいのか?」

ということです。

 

平屋にしたいのか?

2階建てにしたいのか?

家の広さはどれくらいになりそうなのか?

によって、探すべき土地の広さが

違ってくるからです。

 

例えば、

どうしても平屋が建てたいとして、

必要なものをお聞きしていく限り

総施工面積が30坪ぐらいで

おさまりそうだとしたら、

55坪前後の土地を探していく

といった感じです。

 

あるいは、

土地価格が高そうなので

土地面積を少しでも抑えるために

泣く泣く2階建てにするとして、

その1階部分が20坪ぐらいに

なりそうなのであれば、

45坪前後の土地を探していく

といった感じですね。

 

ここまで分かれば、

家の予算が大体見えてくるので、

予算の振り分けが出来ることになります。

 

仮に総施工面積30坪の平屋の価格が

2500万円ぐらいになりそうだとしたら

残り1000万円で土地を買い、

外構工事をすることになるので、

土地に費やす予算が900万円前後、

外構に費やす予算が100万円前後、

といった感じですね。

 

そして、土地の相場が

20万円ほどする地域だと、

55坪で探すと1100万円となり、

200万円ほど予算オーバーしてしまうので、

200万円予算を絞りながら

土地探しをするといった感じです。

 

弊社が建てるお家は、

土地の日当たりが悪くても、

また周囲が家に囲まれていても

家の中が暗くなることがないからこそ、

なし得ることが出来る技ですね。

100%南向きの土地が

必要ありませんからね。

 

外構に関しても

弊社では最低限の費用しか必要ありません。

間取りが分かりにくい弊社のお家は、

プライバシーや防犯を担保するための

余分な工事が一切必要ないし、

外観が美しいことから、

華美な外構工事をする必要もないから

です。

 

これが弊社のような家ではなく

一般的なお家だとしたら、

土地の日当たりに妥協出来ないし、

外構工事にもそれなりに

予算を割かないといけないので、

土地、家、外構への

予算の振り分け方が違ってくる

といった感じでしょうか。

 

結論を申し上げると、

予算の振り分けは、

どんな家を建てるのかによって

違ってくるということなので、

まずは自分がどんな家に住みたいのか

を明確にしていただき、

それに基づいて土地や外構の予算を

決めていただければと思います。

 

といっても

自分自身でここまでやり切るのは

かなり至難の技だと思うので、

具体的に動き出す前に

知っておきたいなーという方は、

いつでもご相談いただければと思います。

 

それでは、、、

 

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。