積立資金の捻出方法

家を建てると同時に、

毎月積立投資をしていただくことが

今後の家づくりに必要なことだと

個人的には考えているのですが、

家賃より負担が上がる上、

資産を所有することによる

維持費もかかるようになることで、

(固定資産税・火災保険・メンテ費用)

賃貸生活の時より出費が確実に増える中、

積立投資資金を捻出するのは

そう簡単なことではないと思います。

 

ましてや、日々の暮らしの中で

何かを我慢することによって

その資金を選出するとなれば、

毎日が楽しくなくなり

家を持ったことを後悔する

可能性が高くなってしまいます。

 

ゆえ、そんな状況にならないために

家づくりをするタイミングで

「保険にかけるコスト」

「家づくりにかけるコスト」

この2つの固定費を最適化することで

積立資金を捻出することを

オススメさせていただいています。

 

おはようございます。

SIMPLE Inc.高根です。

 

まず、保険に関しては

3つの軸で見直しを

はかっていただきたいと考えています。

 

✔️死亡保証の見直し

 

見直していただきたい1つ目の軸が

「死亡保証」について、です。

 

理由は、住宅ローン金利の中には

もしものことがあった場合、

残債が全て繰上げ返済される

「団体信用生命保険」という

掛け捨ての生命保険料が

含まれているからです。

 

債務者(ローン名義人)に

もしものことが起こった場合、

残された家族の暮らしを守ってくれる

とっても優れた保険が、です。

 

では、これはどういうことか?

仮に(でする話ではないんですが)、

債務者にもしものことがあったとします。

この場合、債務者の収入が

ゼロになってしまうため、

これから先生活していけるのだろうかと

大きな不安を感じるかもしれません。

 

しかし、実際はそうなりません。

債務者の収入は無くなるものの、

大きな固定費である住居費がなくなるし、

(固定資産税や火災保険料は必要ですが)

所有する車の台数が1台減るし、

(車1台の維持費は

月5〜7万円だと言われています。)

債務者にかかっていた費用が

全ていらなくなり、

(生活費・交際費・保険代など)

これらを相殺すると

ほぼ「±0」ぐらいになるからです。

 

そして、それに加えて

奥さんが働いていれば

その分収入があるし、

その収入が高過ぎない限りは、

国から遺族年金も支給されるからです。

 

そんなわけで

住宅ローンを組むことが決まった瞬間、

死亡保証型の生命保険は

見直していただいていい

と考えているわけです。

(仮に残すとしても

子供たちが大学を卒業するまでで

充分かと思います)

 

また、死亡保証も充実しつつ、

貯蓄性も高いとされている

「終身保険」なども

実は入る必要がありません。

 

この保険は、

加入してからしばらくの間

解約すると元本割れしてしまうのですが、

これは保険会社に支払う

手数料が高いからだし、

貯蓄性を考えると、

同じ額を保険に預けるぐらいなら

自分自身で積立投資をしていった方が

圧倒的にお金が増えるからです。

 

そんなわけで

保険によって過剰に

死亡保証に備える必要もなければ、

保険に貯蓄性を求める必要もない

と考えている次第です。

 

では、今回はここまでにして

次回は2つ目の軸である

「学資保険」について

言及していきたいと思います。

 

それでは、、、

 

 

 

この記事を書いた人

simple

Simple Inc.代表 高根慶雄
住居をプロデュースするだけでなく、住宅ローンアドバイザーとして金銭面でも施主に寄り添う。